お寺めぐりの友 The guide for exploring Buddhism facilities in western Japan  

歴史

『筑前国続風土記拾遺』巻之40 表糟屋郡 下 江辻村の項に下記の記載がある。

本村に在。大恵山と号す。 浄土宗鎮西派博多一行寺の末也。 本尊弥陀像長1丈2尺1寸(≒3.4m)大像也。 開山を法燈行心といふ。 年紀不詳。

ひとくちメモ

お参りした時本堂の扉が開いており、外から本尊の阿弥陀如来を拝ませて頂いた。 目測ではあるが本尊の像長は1m前後。『拾遺』に記載されている「1丈2尺1寸（≒3.4m）大像」ではないようである。

山門脇には地蔵堂がある。 周辺は住宅地となっている。

伊藤氏メモ『糟屋郡志』に、「創立慶長７年(1602)字古屋敷と云処より一村の民家と同時移転すと古老の口碑あり、 開基は因野将監親衛校尉也開山は法灯行心と云ふ」とあり。お寺の方の話によると、糟屋郡志にある古屋敷は、当地から400～500mほど離れた川沿いの地で、度々洪水の被害に遭ったことから、一村の民家と当地に同時移転したとの由。現本堂は平成元年の建立。現第23世。(2014-05-11)

写真

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• ○一行寺 福岡市博多区中呉服町9-23

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