heritage 猪野観音堂(いのかんのんどう) 仏教礼拝所 ☆☆☆ 粕屋郡三十三観音霊場第9番札所

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〒811-2503 福岡県糟屋郡久山町猪野1237-1   標高:51.7m 地図 GMAP
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歴史

境内の案内板の内容を下に記す。

猪野観音堂(いのかんのんどう)(Ino Temple dedicated to the kannon)

猪野観音堂は糟屋郡中札所33ケ所中9番札所です。

由緒は不詳ですが、以前からあったお堂に、昭和24年(1949[1])5月5日の西方(にしがた)神田(じんで)の大火災で焼失した大谷観音が合祀されて、猪野の観音堂として人々の信仰をあつめてきました。

合祀された大谷観音には、天台宗隋願寺[2]の仏像が安置されており、また白山神社の石像や仏像が数多く祀られていたと伝えられています。

猪野観音堂には、長い間人々の祈りとともに守り継がれてきた仏像が安置されています。 大きな2躯の木造聖観音立像は室町時代に造られたものです。 また、傍らの木造千手観音立像は江戸時代に造られたもので、昭和24年の火災で被災した痕跡をとどめています。

お堂は昭和60年(1985)に全面改築が行われました。 また平成21〜24年(2009〜2012)には、地域の人々の浄財によって、仏像の大修理が行われています。

※大谷観音は地元では小谷観音(おたにかんのん)とも呼ばれていました。

平成22年 久山町教育委員会

大谷観音(小谷観音)の由緒は興味在る所であるが、作者の情報収集能力では解明は無理である。 「西方・神田」もこの周辺の場所と思われるがわからない。これ以上の深入りはやめておこう。

ひとくちメモ

祭壇中央の2体の大きな聖観音像は保存状態は良好である。 案内板にある、木造千手観音像は未確認。 当観音堂の参拝にて粕屋郡三十三観音霊場巡礼は結願となる()。

観音堂の参拝後、猪野大神宮に参拝と思ったが、この前の直方市→宮若市のお寺の参拝で疲れ果て、 本殿を拝む事を断念。石段の手前で合掌して帰ってきました。すみません。 猪野大神宮はこれで2度めの参拝になる。 夏場の宮前の清流・猪野川は絶好の子供たちの水遊び場となる。

写真

  • 全景
    全景 
  • 祭壇
    祭壇 
  • 聖観音菩薩像
    聖観音菩薩像 
  • 聖観音菩薩像
    聖観音菩薩像 
  • 観音像
    観音像 
  • 観音堂脇の大師堂
    観音堂脇の大師堂 
  • 観音堂の扁額
    観音堂の扁額 
  • 観音堂前の猪野バス停(西鉄バス)
    観音堂前の猪野バス停(西鉄バス) 
  • 猪野大神宮の鳥居 - 観音堂前より撮影
    猪野大神宮の鳥居 - 観音堂前より撮影 
  • 猪野大神宮の表参道(突き当りが大神宮) - 観音堂前より撮影
    猪野大神宮の表参道(突き当りが大神宮) - 観音堂前より撮影 

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