伝教大師堂
天台宗
☆☆☆
歴史
門前の案内板の内容を下に記す。
井戸や石碑のある伝教大師堂は、かつて建正寺の境内に位置していました。
永録4年(1561)以降に記された「左谷建正寺縁起」(須恵町立歴史民俗資料館蔵)によると、町指定文化財の木造伝教大師坐像は、最澄が入唐の際、佐谷の観音谷に立ち寄り賢聖院(現在の建正寺)などを開く際、自ら姿を井戸に映して造ったものと伝わっています。材はヒノキを用い、時期は平安時代(794-1185)後期と考えられています。
須恵町教育委員会社会教育課
ひとくちメモ
御堂は建正寺より400mほど坂道を下った所にたっている。 祭壇には向かって左手に伝教大師自作と伝わる伝教大師像、右手に昭和46年(1971)制作されたレプリカが並んで祀られている。
伝教大師が自ら姿を井戸に映したと言われる独鈷水(井戸)は参道口の上手にある。
写真
関連ページ(※歴史的に過去に関連していた神仏施設他も含めています。必ずしも現在関連しているとは限りません。)
周辺のスポット(4km以内)
周辺の寺院・仏教施設・他のページは当ページの上部の検索の項の「4km以内」のボタンをご利用下さい。