仏旗 穴観音(あなかんのん) [窟観音] 浄土宗  ANA-KANNON 玄界灘の眺望

  • 穴観音への参道-上から撮影
    穴観音への参道-上から撮影 
  • 穴観音があるという磯
    穴観音があるという磯 
住所
〒811-0118 福岡県糟屋郡新宮町相島 標高:14.9m MAP GMAP  
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歴史

穴観音上の案内板の内容を下に記す。

穴観音

相島北側海岸の波打ち際に小さい洞窟があり観音様が祭られています。 昔から島の人々のみならず、近隣にも名の通った海上安全、無病息災の祈願の対象となった 通称「穴観音様」です。 いつの頃から祭られていたかは分かりませんが、 「安部嶋窟観音濫觴(あべのしまあなかんのんらんしょう)によると 天暦年間947-957には既に存在していたとあります。

この観音様にまつわる話として次のようなものがあります。

天暦から数百年後、相島は大きな台風に襲われ洞窟にも潮が入り観音様が浮かびだし、 長い年月をかけ肥前五島の玉の浦に漂着しました。 拾った漁師が薪にしようとしたら霊告を受け、小片を焼くと香りが漂った為祭り信仰しました。 ある夜漁師の妻の夢の中で「我は相島の観音である。早く返してくれ」と告げたため、急いで相島へ送り返しました。

また、別の話ではある時鯨が死んで洞窟近くに漂着し穴の中に臭気が漂ったため、 穴から出して近くの山の上にお堂を建てて祭ったとあります。 現在この観音様は、山の観音堂本尊の胎内に納められているため見ることはできません。

「相島歴史の会」のメンバーの方のお話によれば、穴観音は、福岡西方沖地震2005年3月20の為、穴の入口が半分塞がり、危険なため参拝は不可とのこと。 (記)

ひとくちメモ

穴観音の場所への降口は上の太閤潮井の石の入口手前を右に進んで行く。 そこは絶壁の上。ここからの眺めは絶景である。

穴観音への道標があり、そこから自然石でできた石段を降りる。 途中所々、この石段が壊れている。何度かつまずきそうになりながら、やっとこさ海面まで降りる。 そこには上から水がしみ出る岩穴があり、不動明王の石像が安置されていた。 どうやら、ここは穴観音の場所ではなさそうであるが確証がない。 その先にも道があり、ひょっとするとその先にあるのかもしれないが、 急坂を降り膝が笑った状態。帰りの登りの体力も考慮して前進は断念(残念!!)

穴観音のあったとされる洞窟は拝めなかったが、参道口脇の小堂の観音様にお詣り。これで勘弁して頂いた。

島の人々がここに参詣するのに難があり、島の北側に山の観音堂を建立した理由が身にしみてわかった。

穴観音上の岩の上で昼食。 自宅から持参の弁当を食べていると、我々の頭上で一羽のトンビが空中を旋回しだした。 時々近づいてくる。 最初は、「よく慣れたトンビだな」くらいに思っていたが、弁当を食べ始めると急降下で突進してくる様子。 どうやら弁当を狙っているようである。 トンビを上着で追い払いながらの食事。 食べた気がしなかった。 あとで、港で島の方に伺うと、島中トンビが多く、どこででも外で食べ物を食べていると狙われるとのこと。

写真

  • 穴観音への参道-下から撮影
    穴観音への参道-下から撮影 
  • 穴観音への参道口にある小堂
    穴観音への参道口にある小堂 
  • 洞窟入口
    洞窟入口 
  • 磯には水が岩からしみ出る洞窟があった
    磯には水が岩からしみ出る洞窟があった 
  • 岩からしみ出る水
    岩からしみ出る水 


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