鎌田ヶ原地蔵尊
仏教礼拝所
伊藤氏参拝済
嘉穂南部四国八十八カ所霊場第81番
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- 〒820-0321 福岡県嘉麻市馬見 標高:75.6m 地図
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歴史
伊藤氏メモ本道から左側に枝分かれした坂道を少し上がって行く。参道部分には30基近くの献灯が並び、境内部分には祠や嘉穂南部四国81番のお堂、手水鉢、地蔵像、トイレも備えられている。
当地蔵尊にまつわる悲恋物語の案内板の内容は次のとおり。
頃は天正戦国の昔。鹿毛馬城主の若君と馬見城主の姫様は、大隈北斗宮の春祭りに詣でたとき、ふと巡り合い、互いの美しさに引かれて忘れ得ぬ仲となった。 ところが、二人の親は犬猿の仇敵と睨み合う仲。やがて両城軍が雌雄を決すべき時がきた。 現世では愛を結び合えないと悟った二人は、ともに戦に身を投じた。 最後の決戦が、この鎌田ヶ原で行われることとなった。両軍とも数度の合戦で一息ついているときであった。 鹿毛馬方から若武者一騎、馬見勢からも若武者一騎、折からの夕日に甲冑の金具をきらめかしながらいで立ち、名乗りもせずにむんずと組み打ち互いに差し違えて相果てた。この二人こそ、あの北斗宮の祭りをまたとない逢瀬と楽しみ合った若君と姫である。戦国の世の習いとはいえ余りにも儚い二人の最後を哀れに思い、この鎌田ヶ原の古戦場に比翼塚を建て、その上に地蔵尊を安置し、その霊を弔ったという。()
ひとくちメモ
未参拝の為未稿。
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