天嶽山菩提院
長栄寺
[長榮寺]
浄土宗
☆☆☆
伊藤氏参拝済
糸島西部八十八ヶ所霊場第31番
歴史
本堂脇の案内板の内容を下に記す。
浄土宗 天嶽山菩提院長榮寺 沿革
當寺は、往古 鷹峰(現在の宮地嶽)[1]に於て開基せられ 若王院と号した。[2]
然るに応和3年(963)、神在村に移り法蔵寺と改称、 開基の祖は蜜宗(真言宗)の僧 権大僧都嶽雄法印である。
その後、天文13年(1543)雷山蜜宗の僧順長法印が来住した。
応和から貞享に至る720余年を経て火災に遭い荒廃したが、 江戸時代の初め邑長 藤瀬治部利久は衆檀と相議り、 博多一行寺の応譽上人につき檀約を結び、 品譽休祖上人を開山として浄土宗に改宗した。
神在が唐津藩領(城主、寺澤兵庫守)であった寛永7年(1630)、唐津浄泰寺の末寺となり、 名を長榮寺と改めた。 爾来、歴代法燈護持継承し現在に至っている。
平成19年3月吉日 本堂落成記念
寄贈 松末 松崎秀典 訳
當山25世 誠譽 代
ひとくちメモ
長栄寺はJR筑肥線 加布里駅西側の山の東側斜面に伽藍を構えている。 山門脇には薬師堂がある。薬師堂前には台座に宝永7年(1710)の銘の地蔵尊がある。 境内からは、加布里の街並を見渡すことができる。
伊藤氏メモ境内のベンチにゆっくり座って、目前にある鐘楼台とともにその背後の竹林を眺める風情は、京都の奥院にでも来たのかと思わんばかりでした。現本堂は平成18年(2006)末の建立。現第25世。()
写真
脚注
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