heritage 老松神社(おいまつじんじゃ) [老松大明神] 神道 ☆☆☆

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〒819-1101 福岡県糸島市板持2丁目5-1   標高:8.3m 地図 GMAP
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歴史

『筑前國続風土記附録』巻之45 志摩郡 下 板持村の項の下記の記事がみられる。

老松大明神(神殿3間・社拝殿2間3間・石鳥居1基・祭礼9月23日・奉祀岡本右京)

産神也。祭る所老松宮・福部神[1]なり。

享保の初年(1716)までハ神幸有しといふ。今ハなし。

社内に若宮社(昔ハ本社の東2町、川の内に有しとそ。天文年中(1532-1555)大友義鎮[2]建立の棟札あり。享保の頃川岸流れしより老松宮の社内に移せり。此時其邊より木實・木葉のかたまりたる物を掘出せり。村人は是をすくもといふ。)

辨財天堂(神池の中嶋に有り。)・観音堂[3](不動・毘沙門あり)あり。

ひとくちメモ

門前の案内板に「古くは太宰府の神領にて、武領30町、老松田10町4段。老松田は村祠の祭料なるべし。天和2年(1683)9月岡本権太夫先例に任せて神幸執行せり。享保の初年までは太郎丸子守天神まで神幸ありし。」とある。

境内には「天明ニ年(1782)壬寅九月」銘の手水鉢がある。

写真

  • 拝殿内
    拝殿内 
  • 鳥居
    鳥居 
  • 手水鉢(「天明ニ年(1782)壬寅九月」銘)
    手水鉢(「天明ニ年(1782)壬寅九月」銘) 
  • 境内風景
    境内風景 
  • 『筑前國続風土記附録』(下)_老松大明神社図
    『筑前國続風土記附録』(下)_老松大明神社図 

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