小倉山
小蔵寺
[白糸滝観音]
真言宗
★★☆
滝
清賀
紅葉
アジサイ
耳病平癒
伊藤氏参拝済
怡土七ヶ寺第4番
糸島西部八十八ヶ所霊場奥の院
- 住所・電話
- 〒819-1154 福岡県糸島市白糸459ー1 標高:487.6m 地図 GMAP 092-323-4437
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歴史
清賀上人が開いた怡土七ヶ寺のうちの一つである小蔵寺は、江戸時代に入り衰退、明治の廃仏毀釈によって廃寺同然となってたものを昭和62年(1987)、再建されたものである。 再建前の小蔵寺はここより道なりに2kmほど下った集落内の熊野神社境内に残っている。 (小蔵寺跡(熊野神社)参照のこと。)
参考: 小蔵寺境内の案内板
ひとくちメモ
境内には観音堂(本堂)・耳観音・鐘楼(平成元年(1989)4月落慶)などがある。
本堂より100mほどのところには白糸の滝(幅:11m,落差:24m)がある。
羽金山北側、標高500m超に伽藍を構えている小蔵寺に辿り着くには、麓から曲がりくねった国道12号線、それから林道をひたすら登って行かねばならない。 沿線は山林・畑など絶景ポイントが多い。 また、展望所からの糸島市・その先の玄界灘の眺望もすばらしい。
境内には茶屋などもあり初夏には参道のアジサイ・ 夏は水遊び・流しそうめん、秋は紅葉と観光客も多い。 駐車場脇のカエデの木は紅葉の時期にはことさら美しいと言われているが、 作者は3年連続でその時期を見逃している。 ここは標高が高く麓の紅葉より2週間ほど早いという。11月初旬が見頃とのこと。 また来年観に行こう。(記)
写真
本堂 - 側面から撮影 鐘楼 本堂 耳観音-本堂に向かって左手 山門脇の石仏 白糸の滝 滝前の不動明王 滝前の不動明王 展望所のカエデ 駐車場 展望所の名木と言われるカエデ 遠景 白糸の滝下流の水車小屋 白糸の滝全景 白糸の滝 不動明王像 - 白糸の滝の右上段に鎮座 全景 - 正面が小蔵寺、その奥が瀧 鐘楼脇からの眺望-前方は玄界灘 水遊び そうめん流し 水遊び 滝前のにぎわい 滝前のにぎわい
参道のアジサイ
小蔵寺境内の案内板
白糸滝観音小蔵寺再興
白糸滝を中心とした霊域に今を去ること千五百余年前聖武天皇の勅願寺として清賀上人の建立 になる怡土の七大寺小蔵寺がありました。
大同年間(808)には弘法大師、唐より帰朝され鎌倉時代当山にて滝の行をされ京に上られました。
鎌倉時代以降は特に源頼朝・足利尊氏の祈願寺として、又蒙古の大襲来の時は北条実政・英時をはじめ 鎮西奉行少弐経資、領主原田公と共にお滝に籠もり眼下に一望する敵軍の退散を祈願した所です。
江戸時代になり、宗旨改め檀家制度が出来衰退をたどるようになりました。
土地の脈所 怡土国の心臓部であった寺が約百年前に廃仏毀釈 そして災害に逢い廃寺同然になり、寺宝等散失しました。 幸い小蔵寺の御本尊は立派な御尊影のまま永い間途絶えた香花灯明と読経を待ち望んでおられ、この霊域に由緒深い白糸滝観音小蔵寺を再興して正法の弘通を子々孫々にわたる現世安穏と心の安定を願い、不滅の法灯を灯すべく至難の大願菩薩行を起こしました。
有縁・篤信の善男子善女人の皆様千歳一遇の聖業をご理解戴き、大願の成就に御協讃を伏して懇願申し上げます。
昭和62年(1987)6月18日 小蔵寺住職 岡 公然 敬白
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