heritage 法輪山 円満寺(えんまんじ) [圓満寺] 日蓮宗 ☆☆☆

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〒820-0075 福岡県飯塚市天道241   標高:25.4m 地図 GMAP 0948-22-3638 
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歴史

本堂左手にある案内板の内容をそのまま記載する。

法輪山 円満寺歴史

秋月藩の家老宮崎織部、穂波郡代官として太郎丸に赴任するや、御殿医初代茅野玄庵と共同して管内を円満に統治せん事を念願し、元和7年(1624)8月郡内を一望できる太郎丸山麓に堂宇を建立し、法輪山円満寺と号す。

開山には大乗院日舜上人を仰ぎ其後300年間此地にありしも諸般の便悪く、21世山崎誠人上人は天道の町に移転を謀り大正8年本堂庫裏の新築に着手同10年4月完成してここに移転を完了せり。

然る間師は布教公布に努められ、二瀬町伊岐須に昭和2年伊岐須教会(現在正法寺)を設立し、 更に昭和8年内野村便谷に法輪ヶ滝出張所を開設修行の道場を完備す。

其後22世吉川恭音上人代に至り増々発展。23世山崎正音代に至り、 境内地を拡張し合同納骨堂を建立、鐘楼を再建し昭和45年創立350年を記念して本堂庫裏の改修を施す。 続いて昭和55年創立360年宗祖700年遠忌を記念して本堂、諸堂、庫裏の大改修を行う。

昭和56年2月吉日 第23世僧正 山崎正音代

参考:『筑前国続風土記拾遺』巻之28

ひとくちメモ

円満寺はJR筑豊本線天道駅の裏手の山の山裾に伽藍を構えている。

天道駅前は旧長崎街道が通っていた歴史のある町である。

円満寺の左手には大将陣神社なる神社の鳥居があり、そのすぐ脇には石仏が多数祀られている。 大将陣神社本殿は山頂にあるようで、作者はそこまで登ることが時間の関係でできなかった。 次回はチャレンジしよう。 山頂からの眺めはさぞ良いことであろう。残念。

写真

  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 本堂左手の巨大な念珠
    本堂左手の巨大な念珠 
  • 全景
    全景 
  • 本堂
    本堂 
  • 鐘
    鐘 
  • 隣の大将陣神社から眺める天道の街並み
    隣の大将陣神社から眺める天道の街並み 

筑前国続風土記拾遺』巻之28 穂波郡 下 太郎丸村 圓満寺

本村に在。法華宗法輪山と濠す。 福岡勝立寺に属す。 寛文の始年(1661)宮崎輿三左衛門法名深入といふ僧開基せり。 境内に其墓あり。

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