松原山玉聖院
大善寺
浄土宗
★★☆
行明
伊藤氏参拝済
宗像四国西部霊場第17番
- 住所・電話
- 〒811-3217 福岡県福津市中央6丁目24-1 標高:6.2m 地図 GMAP 0940-42-0033
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歴史
山門脇の案内板の内容をそのまま記す。
當山縁起
當寺は天正18年7月10日(佛誕2035年西暦1590年豊臣秀吉時代) 京都知恩院より下れる静誉上人三故大和尚(山口県湯本温泉深川出身) 筑前藩主黒田長政公より寺地として松原山(概ね現在の松原区一帯にして住吉より東 光明台西紫金台南 蓮華台北 金剛台の四台地より成り松原区の区名は山号より出ず) の寄進を捧持する 伝慈覚大師[1]一刀三礼のお作霊験仏をご本尊として安置ここに當山を創建、 寺号を松原山玉聖院と稱す。 総本山知恩院に属す。
『妙圓大姉』によれば、行明(1501-1563)が開基に関わったというが上の記事と年代がずれている。
山門は宝暦12年(1762)に檀徒により寄進されたもので、 弘化4年(1747)・大正11年(1922)に2度の修理が施されたものという。 (案内板より)
参考:『筑前國続風土記拾遺』
ひとくちメモ
大善寺は福岡市から国道495号線で東に走り、西郷川にかかる旭橋を渡ったすぐ東に伽藍を構えている。 JR福間駅もその東側約500mほどの所にある。 本堂・境内の敷地面積は浄土宗の寺院としてはこの地区最大規模でなかろうか? 本堂内の外陣は椅子席となっており、キリスト教会を思わせる造りである。 足の悪いご老人などにはやさしい設計である。
本堂前には金剛力士像・薬師堂・地蔵堂などがある。 特に、本堂の火灯窓と白壁・柱のデザインが美しい。 また、山門もその扁額と共に歴史を感じるものとなっている。 境内は綺麗に清掃され散策していてなかなかのものである。
伊藤氏メモ創建以来400年以上にわたり現在の地にある。本堂は平成11年改築。境内にある小堂は宗像四国霊場福間第17番(本尊七仏薬師如来)となっている。現第25世。()
イベント情報(今日から1年間)
○主催者などに事前に確認の上、参加下さい○
日時 | 内容 | 備考 | 状態 |
---|---|---|---|
2023-12-31(日)〜2024-01-01(月) | 除夜の鐘 | お寺にお問い合わせ下さい | 確定 |
写真
本堂 本堂 本堂内-外陣はすべて椅子席 本堂の扁額 本堂前の金剛力士像(密迹金剛) 本堂前の金剛力士像(那羅延金剛) 山門-境内より撮影 山門の扁額 鐘楼(扁額に「英霊追善鐘堂」) 薬師堂(「宗像四国西部霊場 本尊 七佛薬師如来 福間 第17番」) 地蔵堂 境内風景-本堂を背にして撮影 境内風景-山門を背にして撮影 境内風景 本堂脇の石仏群 祖師五重 小祠 門柱 門前の風景 西門 梵鐘
『筑前國続風土記拾遺』巻之37 宗像郡 中 下西郷村の項
大善寺
松原山玉光院と号す。浄土宗鎮西派住吉妙圓寺の末也。 開基の僧を静誉と云。 當所の郡士深川か子にて永禄10年(丁)(卯)(1567)此寺を建立す。 後長門國深川に移り彼地にて寂す。 境内17910坪除地たるへき由寛文10年(1670)10月の有司の證券あり。
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