正乗院不動尊
天台宗/単立
☆☆☆
歴史
正乗院不動尊は明和元年(1764)創建の天台宗・正乗院の不動尊と言われる。
天正13年(1585)秀吉に攻められて焼亡した紀州の根来寺から良秀という僧が不動明王を背負って逃れ東区香椎に落ちのび尊像を安置。その後、福岡城下の伊崎浦[1]に梵刹を建立し不動明王を移したといわれる。
特に火難を免れ、不慮の厄災、難病回復にご利益があるといわれる。夏祭りが毎年7月28日に行われる。(以上 門前の案内板(中央区役所)より)
『筑前國続風土記附録』巻之38 早良郡 上 荒戸村の項に「○不動堂(イザキ)」とある。
不動堂の側面に平成9年(1997)9月吉日の改修奉賛金寄付者名簿が掲げられている。
ひとくちメモ
不動堂に前の鉄柵が閉じられており、道路からの参拝となった。 不動堂の扉も閉められ不動尊像も拝めず。残念。
このあたりは、昔は「伊崎浦」と呼ばれ、現よかトピア通りの西側は波が洗う海岸であった。 御堂周辺は漁師町の町割りの面影を残している。
写真
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