heritage 昌光山 宗勝寺(そうしょうじ) [宗勝禅寺] 曹洞宗 ☆☆☆ 浦宗勝の墓所 伊藤氏参拝済 粕屋北部新四国八十八箇所霊場第69番札所

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〒813-0002 福岡県福岡市東区下原5丁目892   標高:48.7m 地図 GMAP 092-681-0600 
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歴史

『筑前國続風土記』巻之19 糟屋郡裏によれば、宗勝寺は、はじめは真福寺という小寺であったが、 小早川隆景の重臣浦宗勝(うらむねかつ)が再興した。 その中興の開山を舜菴和尚という。

文禄元年(1592)に宗勝が亡くなり、この寺に葬られた。このため、寺の名前を改め、宗勝寺とした。 宗勝夫婦とその家臣の墓所が裏山に現存している。(下の写真を参照のこと)

伊藤氏メモ小早川隆景の宿老で「浦兵部聞覚書」の著者である浦兵部宗勝の菩提寺である宗勝寺には、名島城内の数奇屋に 掲げられていたという扁額が伝えられている。 「清涼室」と記されている。(『茶の湯と筑前 』より)()

宗勝は芸州(現在の広島県南部)只海(ただのみ)の生まれ、ここにも彼を祀る寺があるようである。

翫月山(かんげつざん) 勝運寺(しょううんじ)

ひとくちメモ

高節(たかふし)山の麓に伽藍を構えている。 本堂に向って左側の坂道を登ると、宗勝夫妻・その重臣たちの墓地がある。

写真

  • 鐘楼
    鐘楼 
  • 宗勝寺図(宗勝夫妻の墓地が左上の山中に描かれている) - 『筑前國続風土記附録』(中)挿絵
    宗勝寺図(宗勝夫妻の墓地が左上の山中に描かれている) - 『筑前國続風土記附録』(中)挿絵 
  • 山門
    山門 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 境内風景 - 写真中央の建物の上の坂道を登ると浦宗勝の墓所がある
    境内風景 - 写真中央の建物の上の坂道を登ると浦宗勝の墓所がある 
  • 境内風景
    境内風景 
  • 全景
    全景 
  • 庫裏 - 駐車場より撮影
    庫裏 - 駐車場より撮影 
  • 浦宗勝夫妻の墓所
    浦宗勝夫妻の墓所 
  • 墓所全景 - 手前が重臣たちの墓所、一番奥が宗勝夫妻の墓所
    墓所全景 - 手前が重臣たちの墓所、一番奥が宗勝夫妻の墓所 
  • 境内風景
    境内風景 
  • 梵鐘
    梵鐘 

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