塩原地禄神社
[観音堂]
神仏習合
☆☆☆
福岡市新四国霊場第28番(仮)
歴史
札所一覧に「(南)塩原本町653番地 塩原神社前 本尊:不動尊」とある。 観音堂内には本尊の不動明王のお姿は確認できなかったが、場所からして この観音堂は福岡市新四国霊場第28番(本尊:不動明王)の可能性が高い。「仮」として記録する。
『筑前國続風土記』・『筑前國続風土記附録』によれば、この付近は昔は「鹽原村」と呼ばれていたようだ。 『筑前國続風土記』によれば、「三宅村の北にあり。いにしへは此処まで潮来り鹽を焼し所あるゆへ、鹽煮塚と名付と云。鹽原と云も、是に依ての名なりと云。」とある。
『筑前國続風土記附録』の巻之8那珂郡 下 鹽原村には「地禄天神社」が2社記録されている。
地禄天神社(神殿方1間・拝殿2間半2間 祭礼9月25日・奉祀梅崎織江)
産神なり。祭る所埴安命也。祠ハ南松林の内にあり。社内に貴船社・稲荷社あり。
地禄天神社(神殿拝殿造續1間半2間半 祭礼9月25日・奉祀梅崎織江)
潮煮塚の産神なり。本村の神を勘定すとそ。
当社は上の2社の内のいずれかと思われるが、社内に仏等の記載が無い。
参考:Links① 。
ひとくちメモ
観音堂は社殿に向かって左手奥、境内の隅にひっそりと立っている。 御堂の格子戸は施錠されており、格子戸越しの参拝となった。 金色の観音様である。
写真
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