heritage 無量山 金狻寺(きんさんじ) [金狻禅寺] 曹洞宗 ☆☆☆ 清賀 馬頭観音 伊藤氏参拝済

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〒819-0163 福岡県福岡市西区今宿上ノ原45   標高:26.5m 地図 GMAP 092-806-0671 
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歴史

筑前國続風土記拾遺』巻之46 怡土郡 上原村の項に「堀内に在。無量山と号す。禪宗洞家福岡金龍寺の末院なり。 昔鉢伏山の子院なり。」と記載されている。

筑前國続風土記付録』巻之41 上原村の項によれば、上の「鉢伏山」とは鉢伏山 金剛寺のことである。

伊藤氏メモLinks① に次のような記載がある。()

慶長18年(1613)原田氏の家臣野坂宮内通賢(静賢=中興開山)が、 原田氏の祈願所が破壊されたのを合併して金狻寺を開基した。また、『糸島郡誌』に、「昔鉢伏山の子院七堂の一なり」とある。 この近くに、昔七寺川と呼ばれた川(現:なまず川)があり、この川沿いに七つの寺があったといわれるが、秀吉が高祖城攻めの妨げになることからすべて破壊したという。住職は、当寺の前身を真言宗ではなかったかという。

地名「今宿上ノ原」は「いまじゅくかみのはる」と読む。

ひとくちメモ

今宿の山手の田園地帯に伽藍を構えている。金狻寺の前はハスの畑である。 に改装後の本堂を撮影してきました。 改装前の写真は最下部にそのまま掲示します。

伊藤氏メモHP掲載の2009.9の写真の頃からは、本堂建屋の周囲部分の引き戸が新しくなっています。 珍しいパターンですがいわゆる[マジックミラー]になっています。 外部から見ると本堂が鏡に囲まれたように輝いて中の様子は見えませんが、 本堂の中からは外部の様子が見てとれます。しゃれた感じとなっています。()

伊藤氏メモ住職によると、このマジックミラー形式に換えたのはここ2、3年。ただし、宗教的意味合いは無いとの由。()

写真

  • 全景-山門前はハスの畑である
    全景-山門前はハスの畑である 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 山門
    山門 
  • 山門の梁の部分の飾り
    山門の梁の部分の飾り 
  • 場内風景
    場内風景 
  • 向って左が地蔵堂、右が馬頭観音堂
    向って左が地蔵堂、右が馬頭観音堂 
  • 境内のサルスベリの花
    境内のサルスベリの花 
  • 門前のハスの花
    門前のハスの花 

改装前の写真

本堂
本堂 

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