仏旗 鷲峰山(しゅうほうざん) 寿福寺(じゅふくじ) [壽福禅寺] 臨済宗大徳寺派  JYUFUKUJI ZEN TEMPLE 博多湾の眺望八大龍王清賀 栄西 菩提樹 伊藤氏参拝済

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〒819-0165 福岡県福岡市西区今津303 標高:24m MAP GMAP 092-805-6155 ホームページ
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歴史

上のホームページによれば、 初めは、真言宗の寺院として創建され、1192年~1196年頃、栄西禅師によって禅宗へと改宗され、現在に至っているという。

伊藤氏メモ福岡寺院探訪』に次のような記載がある。()

当寺は再三の火災で記録すべてなし。寺の話によると、この寺には大友家から扶持を与えられていたという。

参考:『筑前國続風土記拾遺』

ひとくちメモ

今津の漁港の漁師町の小高い丘の中腹に伽藍を構えている。今津港は防波堤からの釣り人も多い。 『筑前國続風土記拾遺』でも述べられているように境内から眺める博多湾は絶景である。 季節は春が良い。桜・モクレンが綺麗である。

今津港には砂州と言っていいくらいの小さな岬が南側に延びており、岬の突端には栄西ゆかりの 八大龍王の社が鎮座している。

伊藤氏メモ ここからの博多湾の眺めはほんと絶景ですし、八大龍王側・今津漁港からの遠景もほんと絵になりますね。 ()

写真

  • 本堂
    本堂 
  • 参道口
    参道口 
  • 本堂
    本堂 
  • 本堂の扁額
    本堂の扁額 
  • 大日堂
    大日堂 
  • 地蔵堂
    地蔵堂 
  • モクレン
    モクレン 
  • 今津港から眺める背振山
    今津港から眺める背振山 
  • 境内より西側の可也山を望む
    境内より西側の可也山を望む 
  • 参道 - 境内より撮影
    参道 - 境内より撮影 
  • 本堂左手の桃の花
    本堂左手の桃の花 


八大龍王

  • 一の鳥居
    一の鳥居 
  • 拝殿
    拝殿 
  • 拝殿内部 - 巨大な石厨子である
    拝殿内部 - 巨大な石厨子である 
  • 遠景 - 岬の突端に鎮座している
    遠景 - 岬の突端に鎮座している 

拝殿内の案内板によれば、栄西が一回目の中国(宋)渡航の折(1168)、 暴風雨にあい八大龍王の加護により九死に一生を得て無事宿願を達した報恩の意味で自作の 8体の龍王像(木造)をこの場所に安置したものという。

地元の方々には海の安全祈願の社とされている。

筑前国続風土記附録』巻之43 志摩郡 上 濱崎浦に下記の記述がある。八大龍王の鎮座する岬は現在とほぼ同じサイズである。

八大龍王社。スノサキにあり、木像8軀及釈迦佛をも安置す。鳥居あり。洲の崎ハ民家の南に縦凡200間横360m20間36m餘さし出したる處なり。 故に洲の崎といふ。此所より怡土郡徳永村の内横濱に舟行8町約880mの渡しあり。

八大龍王と言えば、 同じ臨済宗大徳寺派の福岡市西区の海晏山 興徳寺にはその開山である大応国師(南浦紹明)が帰国の際(1267ころか?)に八大龍王の化身のうさぎに 助けられたと伝えられている。栄西が渡った約100年後のことである。 宗祖の栄西とその法燈を継いだ南浦紹明共に八大龍王に助けられたことになっている。 (うさぎのおんがえし参照のこと)


『筑前國続風土記拾遺』巻之48 志摩郡 上 今津浦

鷲峰山と号す。浦内に在。 禪宗済下崇福寺の末寺也。 千光國師を開山とす。(寺説に開基壇越を成氏左京行氏中将両人とす。両人の寄進状有。 其年号干支叶はす。證とし難し。)

寺内に薬師堂有。此寺昔は大友家より寺産を附らる。 義鑑及其臣臼杵氏などの證文見えたり。その書十数通巻軸として寺に蔵む。

此地高くして南海に臨めり。山水の風致愛賞すへし。前庭に唐椿の大樹有。 花の時美観なり。

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