生ノ瀧
仏教礼拝所
☆☆☆
生ノ瀧
福岡市新四国霊場第40番
- 住所・電話
- 〒819-0162 福岡県福岡市西区今宿青木1098-4 標高:11.7m 地図 GMAP
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歴史
生ノ瀧記念碑の裏面に「昭和七年(1932)七月」銘がある。 その下に2名の発起人の名が刻まれている。そのうち1名の氏名が、『佛法遥かに非ず』(昭和60年(1985))の福岡市新四国40番札所の世話人の氏名と一致している。
福岡市新四国霊場第40番(本尊:生ノ瀧不動尊)。
ひとくちメモ
瀧の落差は3mほどか? 瀧口の左手には霊場本尊と思われる、不動明王が立っている。 瀧口の右手にも石仏3体、石塔1基が見られる。
瀧の右手の一段高いところには、アルミサッシの扉が開けっ放しの建物があり、入って正面の仏壇には尊名不詳の憤怒相の仏像(坐像・不動明王か?)が鎮座している。 建物の床は朽ち果て、危険なため、入口からの参拝となった。
その建物の正面には十三仏と思しき石仏がずらっと並んでいる。 繁茂した草木に視界を阻まれ全体は見渡すことができない。 しかも、この草木の中には棘性のものも多数。 服に引っかかり難儀した。
当所は福岡市新四国霊場のうち、お寺を除いて最大級の霊場ではないだろうか? 当地への参拝経路については、当ページの下部に掲示します。 瀧の直前の10mほどは瀧から流れ出る小川の中を歩くことになる為ご用心。作者が参拝した日の前一週間は雨が降っていなかったが、雨後は増水している恐れもあり。境内には棘性の植物が繁茂。これにもご用心。さらに近くにはイノシシの罠・ぬた場あり。単独行は危険。
この瀧の南側には恵比寿神社・大正ロマンを感じさせる立派な別荘風の日本建築の建物などがみられる。私有地内の為、撮影は遠慮した。
当地を発見するのに、福岡市西区在住の藤井様に多大なる協力を頂いた。感謝感謝。
写真
生ノ瀧 瀧口脇の不動明王 瀧上の仏像(聖観音・弘法大師・弘法大師) 生ノ瀧記念碑 生ノ瀧記念碑裏面下部(発起人名が2名記されている。うち1名が札所一覧の世話人と一致している) 生ノ瀧記念碑裏面上部(「昭和七年(1932)七月」銘) 世話人名簿 瀧に向かって右手上の建物 瀧に向かって右手上の建物(アルミサッシの扉は開けっ放し) 前方に祭壇(床が傷んでいる) - 瀧に向かって右手上の建物内 祭壇上の仏像(尊名不詳。ピンぼけすみません) - 瀧に向かって右手上の建物内 十三仏の一部 - 瀧に向かって右手上の建物前 十三仏の一部 - 瀧に向かって右手上の建物前 十三仏の一部(植物に視界を遮られて見づらい) - 瀧に向かって右手上の建物前 十三仏(草に邪魔されて仏像は観えない) - 瀧に向かって右手上の建物前 滝口付近の石塔「神水 山 □□」 瀧に向かって右手上の建物下の五右衛門風呂(焚口あり。昔はこれに浸かったと思われる)
参拝経路について
当地へのコースは、姪浜方面から来ると、生の松原を過ぎた所の大谷信号を左折、 筑肥線の高架をくぐった所に三叉路がある。 三叉路の右側の道を春日病院の脇まで登り、 そこから山中を徘徊(道は無い)、1時間半程度でやっとこさこの地を発見。 途中、倒木・坂道など多数。スリップ回数無数。すってんころりん転倒一回。真冬なのに汗だく。 (この間、藤井様の運動量・移動距離は作者の倍以上!同行していただけなかったら絶対に発見できなかった。) 参拝を終え、帰り道を探して坂を下ってきたら、上記の「関係者以外❌」入口に期せずして出てしまっていた。 藤井様と作者がたどった春日病院脇からのルートは、道は無いため一般の方は無理。
ショートカットするコースがあります。お参りされる方は、saito2002@gmail.comまで、 お所(市レベルで結構)、お名前(姓だけで結構)までお問い合わせください。個別にお教えします。
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