heritage 起雲山 本興寺(ほんこうじ) 日蓮宗 ☆☆☆ 伊藤氏参拝済 大黒天年頭大祈願祭 博多寺町コース第25番

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〒812-0035 福岡県福岡市博多区中呉服町6-21   標高:9m 地図 GMAP 092-291-1262 
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歴史

筑前國続風土記拾遺』巻之9 博多寺院(下)の項に下記の記載が見られる。

起雲山と号す。 日蓮宗本法寺の末なり。 此寺の起初ハ怡土郡高祖(たかす)村にて大永年中(1521-1527)に創立し應海寺と号す。(寺跡今でも高祖村の田宇に残れり。) 天文年中(1532-1555)原田氏の臣近藤修理亮基興と云者同所に再造して甲斐國身延山(13世)宝聚院日傅と云僧を中興開山の住持とし今の山号寺号に改む。 (起雲院は基興か法号なり。又基興の基ノ字を本ノ字に代て寺号とせしなり。)

天正15年(1587)高祖落城の後姪濱に寺を移し元和年中(1615-1624)博多古門戸町に(うつ)す。 明暦3年(1657)又今の處に移せり。

日蓮上人の木像あり。(日朗と云僧の作也) 此像は近藤の家に傅ハりしを當寺に寄納せりといふ。 又修理亮基興か位牌を置けり。(起雲院壽徳日潤霊天文17年(1548)12月11日とあり。) 寺内に番神堂あり。

喚鐘は福岡市指定文化財である(工芸品)。

参考:境内の案内板【博多甲子大黒天縁起】

ひとくちメモ

その向い側は同じ日蓮宗の松隣山 本長寺が伽藍を構えている。 境内の中程にしだれ桜が1株あり。

イベント情報(今日から1年間)

○主催者などに事前に確認の上、参加下さい○

日時内容備考状態
2024-01-10(水)大黒天年頭大祈願祭開催時間はお寺にお問い合わせください。確定

写真

  • 境内風景
    境内風景 
  • しだれ桜(まだつぼみ。残念。)
    しだれ桜(まだつぼみ。残念。) 

【 博多甲子大黒天縁起 】

当山に安置される大黒天は、室町時代、博多の豪商神屋宗湛が、 1582年(天正10年6月2日)、京都本能寺に滞陣中の織田信長の茶会に 招かれていたが、夜半大黒天の霊夢により、あの明智光秀の謀叛からのがれ、 命からがら博多に帰ってこられたのを感謝して当山に寄進されたのが始まりで、 以来由緒ある大黒尊天となっている。

日蓮聖入は、真間釈迦仏御供遂状というお手紙の中で 「いつぞや大黒天を供養して候し其の後より世間なげかずしておはするか。 此度は大海のしほの満るが如く、月の満るが如く、福きたり命ながく、 後生は霊山とおぼしめせ」と大黒天を信仰すれば祈願成就し現世安穏、 後生善処の薬を得るだろうと教示されている。

大黒天は、その尊顔が示すように、商売繁盛、 福禄倍増、祈願成就の守護神である。

尚、1月10日は、当山の大黒天年頭大祈願祭となっております。 どうぞ、ご参詣下さい。

--博多中呉服町 起雲山 本興寺--

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