heritage 清光山 極楽寺(ごくらくじ) 浄土宗 ☆☆☆ 行明 伊藤氏参拝済 福岡市新四国霊場第27番

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〒815-0042 福岡県福岡市南区若久4丁目14番1号   標高:19.5m 地図 GMAP 092-541-3538 
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歴史

筑前國続風土記』巻の3 福岡 によれば概要は下記のとおりである。

本書が記述された当時(元禄元年(1688)~宝永6年(1709))は「鍛治町の東」にあり、このためこの町は「極楽寺町(ごくらくじのちょう)」と言われていた。 元は永禄年間(1558-1569)念譽行明によって糟屋郡名島に開基。 その後、無住となり廃寺同様になっていたのを名島城主小早川隆景が 宮若市の光明山 極楽寺の僧天譽を招いて再興。 黒田長政が福岡城築城開始の慶長6年(1601)名島より当時の場所(鍛治町の東) に移した。その寺の住持を天誉上人と言う。天誉上人が本寺の開山となった。その後、黒田忠之の妹が亡くなり その位牌を安置した。故人の追号を清光院と言ったため山号を前の「果還山」から「清光山」に改めた。

極楽寺は右図によると現在の福岡市中央区天神4丁目 あたりに伽藍を構えていたと考えられる。 右図には当時の極楽寺が描かれている。(絵は博多湾に向かって描かれ、向かって右手前が 勝立寺。その左手奥が極楽寺と思われる。)

その後、昭和45年(1970)に現在の地に移転した。2010-07-17現在、その跡地にはミーナ天神が建っている。

札所一覧には「若久(元極楽寺町) (家門内) 本尊:地蔵尊」とある。 当寺は福岡市新四国霊場第27番なのだろう。

ひとくちメモ

極楽寺は、南区若久の高台の住宅街の一角に伽藍を構えている。 その西側約200mほど下ったところに、袖湊山 妙行寺宝神院が伽藍を構えている。

写真

  • 境内風景
    境内風景 
  • 場内風景
    場内風景 

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