馬頭観音
天台宗
☆☆☆
馬頭観音
伊藤氏参拝済
福博八十八ヶ所第70番札所
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- 〒810-0055 福岡県福岡市中央区黒門8-27 標高:6.8m 地図 GMAP
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歴史
天明3年(1783)火災により黒田藩御馬廻り役、梶尾角太夫の馬が焼死(この馬は藩主から授かったものであった)。屋敷内の馬頭観音の祠堂に合祀した。屋敷の多くの参詣者が訪れたので現在の場所に移して祭祀することとなる。 その後、参詣者が減り祠堂も荒れてきた。
明治の始め頃、疫病が流行。馬頭観音の祟りと口にされるようになる。 そこで祠堂を修繕し、名僧を招いて大供養を行った。疫病を患った者たちが全員快方に向かった。 (以上御堂前に貼られた由来記より)
春祭り(5月第3日曜日)・夏祭り(8月23日)。天壽山 大聖院住職により祈祷と説話が行われる。
福博八十八ヶ所第70番札所。(奈良屋まちづくり協議会からの情報より)
ひとくちメモ
観音堂は周囲を近代的なビルに囲まれ、その谷間にひっそりとたっている。 祭壇内に鎮座されているはずの馬頭観音像は、おそらく線香の煤で黒くなっていると思われ観音堂の前からは確認できない。 観音堂境内・内部は綺麗に清掃されている。 線香の香りも絶えない。地元の方々の信仰心の篤さであろう。
写真
『筑前國続風土記拾遺』巻之2 福岡神社佛閣 上 唐人町 の項
馬頭観音
山上に在。 天明3年(1783)12月23日此邉に火災有て農馬焼死たり。 其後町内より此堂を建、石像を刻みて置けり。 毎年7月23日火除祭あり。 堂守ハ(アキ)派修験者快長院なり。
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