弘法水
[池淵弘法大師・清水山弘法の池]
仏教礼拝所
☆☆☆
筑紫四国八十八カ所霊場第3番札所
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- 〒818-0101 福岡県太宰府市観世音寺4丁目17-23 標高:51.3m 地図 GMAP
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歴史
安永5年(1776)に建てられた「清水記碑」が観世音寺境内にある(作者は未確認)。 観世音寺の山号「清水山」は、これによるといわれる。 この「清水」とはこの弘法水のことかもしれない。
昭和(1926-1989)の初めころまでは、僧籍を持つ女性がお堂の世話をされ、巡礼者も多数いたようだ。筑紫四国八十八カ所の本尊をお札としてお参りの人に配ったのではないか、と思われる版木が残されてる。(以上Links① より)
筑紫四国八十八カ所霊場第3番札所(本尊:弘法大師)となっている。
詳しい由緒などはわからないが、ここでは、その手がかりとなりそうな掲示されているものを年号順に列挙するに留める。
- 「天台宗修験道関弘道」と書かれた木札(明治28年(1895)12月27日銘)
- 新築世話人木札(明治42年(1909)3月15日銘)
- 御拝所新築寄付者名簿(平成8年(1996)1月吉日銘)
- 霊場木札(平成13年(2001)3月銘)
- 「戒壇院」の寺号が書き込まれた「転読大般若強全部懇祈」札(日付銘無し)
ひとくちメモ
参道口より少し進んだ所の藤棚をくぐると、その先に小さな泉がある。さらにその先にテーブルとベンチが設置された接待所と思しき建物がある。御拝所と弘法水はすぐその先である。
御拝所内の祭壇には多数の仏像が見られる。御拝所の北側の窓は吹き抜けとなっている。 弘法大師はこの窓の内側から拝むように設計されている。 窓の前には小さな泉がある。この泉が「弘法水」である。そのすぐ先に2体の弘法大師が鎮座している。大木の木の根に飲み込まれそうである。
写真
参道口の看板 参道口(弘法水は矢印の所) 藤棚 接待所と思われる(テーブル・ベンチが設置されている) 参道途中の泉 御拝所の祭壇 御拝所入口 御拝所内(右手の大きな窓の外に弘法水があり、御拝所内から参拝する) 霊場札(平成13年3月銘) 新築世話人札(明治42年3月15日銘) 「戒壇院」の寺号が書き込まれた「転読大般若強全部懇祈」札 御拝所新築寄付者名簿(平成8年1月吉日銘) 「天台宗修験道関弘道」と書かれた札(明治28年12月27日銘)
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