heritage 北谷地蔵堂(きただにじぞうどう) 仏教礼拝所 ☆☆☆

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〒818-0114 福岡県太宰府市大字北谷   標高:194.3m 地図
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歴史

御堂内には棟札があり、江戸時代の宝暦2年(1752)4月に建立。平成12年(2000)に改築。本尊の地蔵菩薩は像高127センチメートルの桧材一木造であり、平安時代後期の彫刻で、福岡県指定有形文化財。(Links① より)

『筑前國続風土記』巻之7 御笠郡上 智光寺跡の項に「北谷村の小野と云所にあり。(中略)鳥羽院の皇子の住給ひしは、即智光寺なり。今は寺も絶て、其阯に礎わづかに残れり。」とある。 又、『筑前國続風土記附録』巻之10 御笠郡上 北谷村の項に「今は地蔵堂あり。佛像ハ傳教大師の作といふ。堂の邉に小庵あり。是を知光寺といふ。地蔵堂の前に石塔1基あり。自然石也。(高サ7尺横2尺8寸 石面に文字なし。)鳥羽院の皇子眞誉親王の塔也といふ。(後略)」とある。

当御堂の場所は太宰府の匿名希望様より教えて頂いた。「大師堂あり」という。

『筑紫四国控』で「北谷」の地名のある札所は次の2ヶ所。 「73番 聖観世音 太宰府 北谷」「113番 弘法大師 北谷橋 県道横」。 後者は北谷口橋大師堂。 候補としてが73番だが、御堂には霊場札・参拝札などは掲示されていない。 筑紫四国八十八カ所霊場とは無関係の御堂と判断する。

ひとくちメモ

地蔵堂は坂道の途中にたっている。祭壇は施錠されており、ガラス戸越しの参拝となった。 (尊像の写真はLinks② を参照のこと) 御堂に向かって左隣にも小堂がみられる。

写真

  • 祭壇(ガラス戸の内部は光が反射して見えない)
    祭壇(ガラス戸の内部は光が反射して見えない) 
  • 再建札(平成12年銘)
    再建札(平成12年銘) 
  • 地蔵堂脇の小堂
    地蔵堂脇の小堂 
  • 地蔵堂の扁額
    地蔵堂の扁額 
  • 雲がかかっている宝満山 - 地蔵堂前の道より撮影
    雲がかかっている宝満山 - 地蔵堂前の道より撮影 
  • 地蔵堂 - 坂の上手から撮影
    地蔵堂 - 坂の上手から撮影 

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