一本木地蔵堂
[千人塚]
仏教礼拝所
☆☆☆
子宝
日田街道
歴史
境内の案内板によれば、安永年間(1772-1780)、打ち続く天災地変、悪疫の流行のため苦しめられた里人は世の平穏を願ってこの地に地蔵尊を勧請した。 あるいは、原鶴の合戦(1581)の戦死者を葬っている千人塚とも言われているという。
地元のご婦人(御年92歳)のお話によれば、地蔵堂に向かって左手のムクノキの根元が塚になっている。 地蔵堂・観音堂共、近年火災に遭った為、安置されている地蔵菩薩像・観音菩薩像はススで黒くなっている(観音堂内の再建寄付金名簿によれば平成元年頃のことか?)。 縁日は毎年5月21日。導師はここより2kmほど北西の普門院の僧侶が勤めるとのこと。
ひとくちメモ
地蔵堂は田んぼのど真ん中にある。 境内には、地蔵堂と観音堂がある。 地蔵堂に向かって左手には、ムクノキの古木がある。
境内に入ると、地元のご婦人が地蔵堂の前で清掃をしておられた。 手を休めて、地元言葉で上の歴史の項で述べた事などお話をしていただけた。 縁日の行事は、今でも近在の方々が食べきれないほどの手造りのごちそうを持ち寄って盛大に行われるという。 お地蔵様には子宝のご利益があり、遠方からもお詣り・お礼詣りの人たちがやってくるという。
堂前には綺麗な生花が供えられていた。これもこのご婦人の手によるものである。 ユリ・季節のコスモスなど綺麗に生けられていた。
写真
全景 地蔵堂の扁額 地蔵堂内 中央の地蔵菩薩(地蔵堂内) 供花(ユリ・コスモスなど) ムクノキ(木の根本が塚となっているという) 観音堂内 中央の観音像(観音堂内) 手水社 門前の田園風景 遠景 参道口(左手に道標・この道は日田街道)
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