恵蘇八幡宮
神道
★☆☆
日田街道
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- 〒838-1306 福岡県朝倉市山田166 標高:43.1m 地図 GMAP 0946-52-0557 ホームページ
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歴史
鳥居脇の案内板の内容を抜粋する。
恵蘇八幡宮の由来
昔、郡中33ヶ村(上座郡)の総社として栄え、 現在は朝倉町の総社となっている。 応神天皇、斉明天皇、天智天皇を祭神として祀り、 毎年10月15日に御神幸が行われている。
由緒によると、斉明天皇は白雉12年(661)、百済国救援のため筑紫の朝倉橘広庭宮(朝倉町大字須川)に下られた。 この時随行の中大兄皇子(後の天智天皇)は国家安奉と戦勝祈願のため、 宇佐神宮(大分県)に奉弊使を遣わされた。 使の一行は恵蘇山麓に達した時、 天上から白幡が降り、 幡に八幡大神の文字が浮かび出たことから、 天降八幡なる宮社が創建された。 その後、天武天皇白鳳元年(673)に斉明天皇・天智天皇を合祀し、 この頃社名を恵蘇八幡宮にさだめたといわれている。
現在の本殿は安永元年(1772)9月の改築である。
『筑前國続風土記』巻之11 上座郡 恵蘇八幡宮の項に「社僧の寺を朝倉山長安寺と云。天台宗なり。朝闇寺なるべし。」とある。 同じく、朝倉橘広庭宮の項に「又此所の北近き所に朝闇寺とて、須川の枝村あり。むかし朝闇寺と云し寺あり。其跡いちじるし。」とある。 これらから、この「長安寺(朝闇寺)」は現在の朝倉市須川にある長安寺跡にあった寺であることがわかる。
ひとくちメモ
裏山は「木の丸公園」となっており、そこでは木の丸殿などの遺跡などを見ながら散策ができる。
写真
『筑前國続風土記附録』巻之16 上座郡 上 山田村の項
『筑前名所図会』 | 『筑前名所図会』 |
○恵蘇八幡宮(神殿方2間・拝殿ハ礎石のミあり。祭礼9月15日・石鳥居1基)
恵蘇宿にあり。祭る所応神天皇・斉明天皇・天智天皇也。 此社の事并に社司の坊の事、本編に詳なり。社内に大神宮(鳥居1基)・地蔵石仏1体あり。
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