第49章 岩高蘭(ガンコウラン、クロウベリー)〔入手が困難か〕  アンチエイジング 乾燥肌 目の健康 美肌効果 肌荒れ 腸内環境 良質な食物繊維

◆見分け方の特徴

トトキ
トトキ

ガンコウラン(岩高蘭、Empetrum nigrum var. japonicum)は、ツツジ科の常緑小低木である。雌雄異株である。かつては他の数種と共にガンコウラン科とされたが、新しい植物分類体系ではツツジ科ツツジ亜科に含められている。山野草の一種です。

ガンコウラン科(Empetraceae)は双子葉植物の科。北半球の寒帯と高山、および南米のアンデス山脈・フォークランド諸島に分布する常緑小低木からなる。3属で10~20種に分類される。日本ではガンコウランただ1種が本州の高山と北海道に自生する。葉は小型で螺旋状。花は両性または単性。多くは3数性で花弁とがくがあり、雄蕊は2または3個。子房は上位で2~9室に分かれる。果実は核果で各室に1個の核を含む。

茎が地面を這いよく分枝して上部が斜上または直立し、葉が茎に密生してマット状になる。葉は互生し、革質で線形、長さ4~7mm、幅0.7~1mmになる。花期は5~6月、高山に咲く花でも開花の時期が非常に早く、また他の植物に混ざり目立たないため、見つけるのは難しい。雄花の花弁の長さは約2.5mm、花糸の長さ約7.5mm、雌花の花弁の長さは約2mmになる。

果実は径6~10mmの黒い球形で、食べられる。集めてジャムなどにする人もいる。果実は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富である。果実は鳥のえさともなっている。

日本では、北海道および本州の中部以北に分布し、日当たりの良い高山の岩場や海岸近くに生育する。アジアでは千島、樺太、朝鮮、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカに分布。

  • 科名:ガンコウラン科(Empetraceae)は双子葉植物の科。
  • 北半球の寒帯と高山、および南米のアンデス山脈・フォークランド諸島に分布する。
  • 日本ではガンコウランただ1種が本州の高山と北海道(知床半島など)に自生する。

<その他>

クロウベリーの植物遺体が北海道にある遺跡から発掘されています。この遺跡は7世紀頃の遺跡と考えられるため、クロウベリーはこのころから北海道に自生していたが考えられます。

クロウベリーには良質な食物繊維が含まれています。また、青紫色の天然色素であるアントシアニンも豊富に含まれており、一部の研究ではビルベリーよりもアントシアニンの量が多く含まれているという報告もあります。

クロウベリーはアイヌ民族からも親しまれており、食べると病気にかからないと信じられていたため、大量に採取して生で食べていたという記録があります。また食用以外にも果実を染料としても利用していました。

◆採集

ガンコウランの収穫時期は7月後半から雪が降り始めるまでと長期に渡る。最適な収穫時期は8月前半である。春には越冬した果実を採る事も出来る。オストロボスニア地方や北カレリア地方といった北フィンランドが主な収穫場所である。ガンコウランは陽の当たる場所を好み灌木の少ない開けた場所や、乾燥した場所にある。

根を掘り採り、ひげ根を取り除き水洗いし、日干しにする(沙参)

◆栄養価値

ガンコウランには良質な食物繊維が含まれている。果実100g中に含まれる繊維はレーズン50gに相当する。この黒い果実の最大の特徴は、含まれているアントシアニジンにある。その含有量はブルーベリーに匹敵する。その他にもリンゴンベリー(日本ではコケモモ)に代表されるプロアントシアニジンも含まれている。

◆利用方法〔アンチエイジング〕

ガンコウランはジュース作りに適しており、ブルーベリー、クマコケモモ、クロマメノキやブラックカラント(すぐり)といった果実と合わせても美味しいジュースを作る事が出来る。マイルドな味の青紫色の実は材料に混ぜるとその綺麗な色が着くので、生のまま菓子作りや果実スープ、ポリッジ、ミルクシェークなどに、また他のベリーと混ぜ合わせて使われる。ジャムやゼリー、マーマレードにも利用出来る。

クロウベリーの健康効果

  • 美肌効果:乾燥肌、肌荒れでお悩みの方
  • いつまでも若々しくいたい方:細胞(肌や唇)を若々しく保つ効果
  • 目の健康を維持したい方:アントシアニン効果(抗酸化作用)でブルーベリー同様
  • 腸内環境を整えたい方