第46章 椎茸(シイタケ)〔調味料にも制癌剤にも〕  くる病 コレステロール値を下げる 二日酔い 制癌剤 動脈硬化 咳止め 調味料 風邪

◆見分け方の特徴

椎茸
椎茸

表面は、淡褐色か暗褐色。傘は腎臓形で亀裂することもあります。傘の下のひだは、柄から傘の外に沿って密に並びます。柄は繊維質でやや赤褐色をしています。熟すと褐色のしみが出ます。

市販されている乾燥椎茸で良い。但し、必ずしも乾燥されず燻蒸された品が多いので注意です。出来れば使用の前に1~2時間でも天日乾しをお勧めします。

  • 科名:キシメジ科/属名:シイタケ属
  • 和名:シイタケ
  • 学名:Lentinula edodes
  • ブナなどの枯れ木、伐り木など樹木に自生。各地で栽培
  • ※同様にサルノコシカケも効能が似ている。

<その他>

名前の由来は、椎茸が生える木のイタジイやツブラジイなどの木を、椎の木と言います。これから、椎に生える茸という意味から、椎茸と呼ばれるようになりました。

◆採集と調整

ブナ科のイタジイ、ツブラジイ、クヌギやコナラなど、渋(タンニン)を含んだ広葉樹の枯れ木や伐り株に自生するものを採取します。椎茸を日干しにして乾燥したものを、香蕈(こうしん)といいます。乾燥する事でビタモンDが生成され、カルシウム吸収を助けます。

◆薬効・用い方〔肝臓強化と胆石破壊〕

椎茸には栄養素が多く含まれていて、アミノ酸のエリタデニンは、コレステロール値を下げる働きがあります。乾燥には、レンチオニンが含まれ、太陽光でビタミンD2になり、動脈硬化や、くる病の治療に用いられています。風邪や咳止め、二日酔いなどには、乾燥1日量20gを適量の水で煎じて服用します。

  • 水:細かく刻んだを水に漬けて、一晩おいて飲用。
  • 酒:開いた乾燥50g、ホワイトリカー1.8ℓを1ヶ月以上冷暗所に保存。
  • 材料を引き上げ、布で濾して、6ヶ月熟成します。

◆椎茸酒 (昆布を入れても良い:ガゴメ昆布や猫足昆布)〔調味料にも使えます〕

椎茸酒
  • 密閉瓶は熱湯で洗い、よく拭いておきます。
  • 干し椎茸を洗わずに濡れ布巾で拭き、石づきをとります。昆布も入れてみましょう!
  • 密閉瓶に干し椎茸と、蜂蜜そして焼酎甲類を入れます。
  • 約3ヶ月後、椎茸を引き上げて熟成させれば、椎茸酒の出来上がり。
  • お酒は濾して1年ほど寝かせると、更に美味しくなります。

※お酒は飲んでもいいですが、調味料として料理に利用したが良いでしょうね。

※※引き上げた椎茸は味付けして煮れば、お寿司や煮物の具に利用できます。

コレステロール、高血圧、制癌作用、滋養強壮などに効果があるとされます。椎茸に含有される多糖体が、癌予防に有効とされて、製薬メーカーから精製された癌治療薬が出ています。椎茸には高血圧や血中脂質を低下させる他、癌予防の効果、また「補気」と言う疲労や食欲不振、息切れなど、元気がない状態を元気に戻す作用もある薬膳食材のひとつです。

また、昆布も高血圧、コレステロールの抑制と排泄、また甲状腺腫、結核、むくみや潰瘍の予防、整腸作用などがあります。そこで、お酒には血や気の流れを良くする効能もあるから、椎茸と昆布の力を体全体に回すことができます。