第41章 ポポー〔卵3個分の栄養亜熱帯果実〕  化粧水 卵3個分 肌荒れ

◆見分け方の特徴

ポポー
ポポー
ポポー

高さ約10m以上にもなる落葉高木で柿の葉に似ている。葉は互生、短柄があり披針形で長さ15~30cm、花は3~5月ころ、葉の展開する前に暗褐色の花をつける。ガクは緑色3枚、花弁6枚、外側3枚、内側3枚あり内側が小さい、雄しべ多数、子房は少ない。

果実は楕円形~長楕円形、長さ7~15cmになり、数個が短柄につく、9~11月ころに熟し、黄緑色から暗褐色になる。果肉はクリーム色で柔らかく甘みがある。

  • 科名:バンレイシ科/属名:ポポー属
  • 和名:ポポー/ポポ/アケビガキ
  • 学名:Asimina triloba (L.) Dunal
  • カナダ・オンタリオ州~アメリカ合衆国東部ニューヨーク州、ネブラスカ州南東部、フロリダ州北部、テキサス州東部の原産
  • 世界中の温帯地方で栽培、日本には明治27~28年渡来した。

<その他>

名の由来は、アメリカでは、Papaw、pawpaw と呼び、そのまな、ポポー、ポーポーの名になった。日本には、明治27~28年に渡来して、東京都小石川植物園と京都農事試験場で栽培された記録が残っている。終戦後、日本でも広く栽培されたが、果皮が薄く腐りやすいことから、市場性が少なく、現在では家庭用に多く栽培されている。

◆採集と調整

秋に果実を採取して、果肉は食べてから、種子を集めて水で洗ってから陰干しにして乾燥させてから、細かく砕く。また、樹皮は夏に採取して、細く刻んで陰干しにして乾燥させる。実は一説には卵3個分に相当する栄養がある。(いかにも亜熱帯果物の甘い味と独特の香り)この実の果肉は、生のまま食べるか、ジャムなどにして食べる。

冷蔵庫に入れると冷蔵庫中が香りで凄いことに!ビニール袋に詰めておくこと。

◆薬効

有効成分はアポルフィン型アルカロイド・アノロビン、アシミロビン、トリテルペノイド配糖体・アスミシン他です。収斂化粧水として、砕いた種子、ホワイトリカー25度に漬け込み、1~2ヶ月後に布で濾してから、水で薄めて、肌荒れの化粧水として使える。糸瓜化粧水と同じ効能あり。

◆ポポー酒〔滋養強壮に良い〕

滋養強壮には、乾燥した樹皮を200~300g、25~35度ホワイトリカー1.8ℓを漬け込み、半年ほど冷暗所に置き濾してから、1日20ccを限度に飲用する。

果肉がねっとりしているので、漬け込み一週間ほどで実を引き上げ、約1年かけて熟成させます。色は、やや紅色がかった琥珀色です。

  • 皮を包丁で薄く剥きます。
  • 種を避けて輪切りにします。
  • そのまま生食でも良い!
  • 目の細いネットに入れて漬け込みます。

※種子を埋めれば発芽します。