第31章 大葉(青紫蘇)〔簡単に育ち入手できる〕  ノイローゼ リウマチ 不眠症 神経痛 神経衰弱 糖尿病 風邪 魚毒中毒

◆見分け方の特徴

シソ
シソ
シソ
シソ
シソ
大葉酒(レモンも追加)

茎は四角、草丈は30~60cmの1年草です。葉は短い柄があり対生、色は鮮緑色、長さ7~12cm、幅5~8cm、葉縁には不規則な鋸歯がある。花は夏~秋、枝先に花穂を出して、白色小形の唇形を穂状につける。花後、褐色の小さな種子ができる。

類似植物には、花が白~薄紫色で葉が赤紫色で、ちりめん状に縮む、チリメンジソ、梅漬けにアカジソと同様に使う。葉が、ちりめん状に縮む、アオチリメンジソがあり、アオジソと同様に使う。赤紫蘇は梅干しを漬ける際に使用する。

栽培は容易で、種苗店で種子を買い、春にプランターや庭に蒔く、なにもしなくても勝手に育つので楽です。放置すれば種子が散って毎年の育成が始まります。

  • 科名:シソ科/属名:シソ属
  • 和名:青紫蘇
  • 学名:Perilla frutescens var.acuta Kudo forma viridis Makino
  • 中国南部原産、 古い時代に渡来。全国で栽培、一部野生化
  • 漢方薬での生薬では、シソ(アカジソ)になります

<その他>

名の由来は、シソ(アカジソ)は葉が紫色を帯び、アオジソは、シソに似て葉が青緑色から名がついた。延喜式に、東国(あずまのくに)から、荏油(えあぶら)が貢物として献上された記録がある。荏油は、エゴマの種子から搾った油のことで、その後、灯火用の油が、エゴマ油からシソ油に変わったことから、エゴマよりシソが遅れて渡来したという。

灯火用の油として利用されていたシソ油は、室町時代には、ナノハナから採取したナタネ油に変わり、灯火用から食用になった。

◆採集と調整

一般には、オオバとして八百屋やスーパーで購入しても良い。葉は、夏の花のつくころ全草を採取して、半日程度、日干しにしてから、陰干しにして乾燥させる。種子は、乾燥してから実をもんで落とし、陰干しにして乾燥させる。

実は塩漬けなど食材にも利用できます。

◆薬効〔効能も多い紫蘇〕

シソ油と呼ぶ精油。ジヒドロペリラルアルコール、リモネン、ネントールほか。不眠症には乾燥した葉を適量に熱湯を入れて、就寝前に飲む。適量の日本酒に乾燥葉を入れて沸騰したら茶こしで濾して、就寝前に飲む。神経痛、リウマチには、乾燥葉5~10gを水0.3ℓで半量まで 煎じて、1日3回に分けて服用する。

ノイローゼ、神経衰弱、風邪などには、乾燥葉2~10gを水0.3ℓで半量まで煎じて1日2~3回で服用する。魚の魚毒中毒には、種子3~6gで、乾燥は適量をお湯で服用すると解毒されます。不眠症、神経痛、リウマチ、ノイローゼ、神経衰弱、魚毒中毒、糖尿病、と幅広く効能がありますね。

糖尿病には、乾燥葉適量を、お茶のように飲用する。食用には、葉、花穂、種子は薬味、葉は、しそご飯、漬物、天ぷらなど、実は、漬物、佃煮、掻き揚げなどにして食べる。

◆紫蘇酒

<材料>

  • 大葉:200g(約80枚かな)
  • ホワイトリカ:1.8ℓ
  • 氷砂糖 :150g
  • レモン:2個

<造り方>

  • 大葉を洗い水気を拭いておきます。レモンは皮を取り、輪切りにする。
  • 煮沸して乾燥させた瓶に、大葉、ホワイトリカー、氷砂糖、レモンを入れ、冷蔵庫へ。
  • 約1ヵ月後が飲み頃です。

瓶は、綺麗に洗って煮沸し、しっかり水気を取ってください。水気を残すとカビ発生の元。