第30章 珈琲(コーヒー)〔長寿の源泉でもある〕  利尿効果 疲労回復 精神的安定効果

◆見分け方の特徴

コーヒー
コーヒー
コーヒー

コーヒーの木は、高さ5~6メートルの常緑小高木です。葉は長楕円形で、先は尖り、全縁で縁が波縁、葉質はろう質で葉脈が中央に明瞭にあります。花は、初夏に白花を、葉腋の基部から柄を出して、5~6個つけます。果実は、楕円形で黒紅色に熟します。

この種子が、私たちが一般に飲む、コーヒー豆です。

  • 科名:アカネ科/属名:コーヒーノキ属
  • 和名:コーヒーノキ
  • 学名:Coffea robusta
  • エチオピア南西部高原の原産とされています。

<その他>

コーヒーの名前の由来は、原産地のエチオピア南西部、カッファ州からついた名といわれています。15世紀には、アラビア半島で、コーヒーを飲用する習慣が生まれたとされていて、イスラム教では、酒(カーファー)と同様に、コーヒーの飲用を禁止しました。

そこから、その後ヨーロッパなどからコーヒーの飲用が広まり、トルコでのカーファー、フランスでのカフェー、英名でのキャフェというように転訛したとされています。

◆採集と調整

黒紅色の果実を採取すると、中にはパーチメンという淡褐色の外皮と、シルバースキンという内皮に覆われた種子が2個あり、皮を取り除いて、日干しなどの方法で乾燥したのもがコーヒー豆です。

◆薬効

コーヒー豆には、アルカロイドのカフェイン、ペントサン、脂肪油などが含有され、特に、カフェインは、少量では中枢神経に作用して精神的安定効果や疲労回復などや、利尿効果が期待できます。コーヒー豆を大量に摂取した場合には、逆に精神的不安及び興奮作用により、不眠などの症状が現れる場合があります。

体質限度以上の、大量の摂取を続けると心臓に負担がかかり、不整脈を引き起こす場合があるので注意です。コーヒー豆の摂取は、高血圧症、脳動脈硬化症の人の場合には、できるだけ常用を避けることが安全です。また緑内障の人もコーヒーの過飲摂取は厳禁です。

コーヒー酒

<作り方の注意>

豆を漬けておく時間が3日~3週間ですが、漬けたままにしておくのも良い。ただ、長く漬けるほど味が濃くなってきて、雑味も出てきます。その辺は、味見をしながら適当に調節して濾して引き揚げたが良い。

<材料〔銘柄を選んで焙煎豆〕>

  • 焙煎したてのコーヒー豆 100g(焙煎豆のまま)
  • ホワイトリカー  1.8ℓ
  • 好みで氷砂糖100g~200g 。

清潔な容器にコーヒー豆とホワイトリカーを入れます。3日~3週間ほどで飲み頃です。

コーヒー豆は焙煎後3日以内程度の、深煎りでないコーヒー豆が良いです。深煎りを使うとアルコールはしっかりとコーヒーを抽出するため、苦過ぎてしまう。深煎り豆の表面に出てくる油分も気になるかもしれないですね。

豆乳で割るとコーヒー牛乳っぽくなって飲みやすいです。サイダー割りも良い味です。

コーヒー酒 コーヒー酒