第32章 反り腰〔IT時代の現代病のひとつ〕 

反り腰の治し方についてご紹介します。最近、パソコンやスマホの普及が原因で、姿勢が悪い人が多くなってきています。IT技術の進化で私達の生活は便利になって、今では欠かせない道具となりましたが、私達の生活や身体には弊害が生じています。その代表的な症状が、反り腰、ストレートネック(直線首)などが増加傾向です。姿勢が悪いのが原因です。同様に多いのが、肩凝りや腰痛、眼精疲労などは、もはや現代病と呼ばれるようになりました。そこで今回は、そんな現代病のひとつでもある「反り腰の治し方」について説明します。

◆反り腰の治し方!体のバランスを整える3つのお手軽ストレッチ

<反り腰とはどういう状態か>

反り腰とは、字のごとく腰がそっている状態です。人間の身体は、S字湾曲になっているのですが、反り腰は正常な腰部の湾曲が過剰になってしまっています。反り腰になると重心が後方に移動します。身体の前方の筋肉、腹筋などと身体を支える後方の筋肉のバランスが崩れている状態です。

自分が反り腰かどうか見極める簡単な方法としては、壁を背にして立ち、腰に手をいれる事ができるかどうかです。仰向けに寝ても確認できます。もし、お尻と腰の間に空間があり、そこに手を入れる事ができる人は反り腰の可能性が高いです。

<反り腰になる原因>

人間の身体は、もともと前方に身体の重みが偏っており、それを後ろの背骨で支えています。その為、姿勢を保つ為の筋肉は、身体の後方についており、これらの筋肉が、発達している人は、綺麗な姿勢を保つ事ができます。しかし、その後ろで姿勢を支える筋肉が、十分でない方は前方に倒れていきますが、そこで倒れてしまわないように、身体がバランスをとろうとする為、腰のあたりで反ります。これが反り腰になる原因です。

<反り腰になりやすい人の特徴>

反り腰になりやすい人、またはなっているかもしれない人は、腰痛持ちである事が多い人、ハイヒールをよく履いている人、身体を前に曲げると腰の下に痛みがある人、朝、身体が固まり身体を曲げるのがツライ人、ヒップラインが下がってきた人、下腹がぽっこりでている人、などです。

反り腰は、腰回りの筋肉を使う為、腰に非常に負担がかかります。反り腰の人に腰痛持ちが非常に多い事や、下腹がでている人などが腰痛持ちというのも原因です。反り腰の型も色々あります。猫背で反り腰の方などの場合は、腰痛の他、肩凝りや首の凝りなども原因になります。

また、ぽっこりお腹で反り腰になっている方の場合は、腰痛だけでなくぎっくり腰や、坐骨神経痛も引き起こしやすくなります。その他にも股関節に重心がかかって、骨盤もゆがむことから股関節の痛みや、ヒップラインがくずれてくることもあり、見た目も悪くなるほか、骨盤の歪みからさまざまなトラブルを起こす原因をつくる可能性もあります。

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