第21章 虫歯と歯周病〔歯周病こそが万病の元〕 

虫歯は伝染病です。特に、母親から伝染してしまいます。離乳食の頃に、虫歯を持つ母親が咀嚼してから与えた食事で虫歯になったのです。虫歯になったら、更に予防の為にも乳幼児の頃から歯ブラシの使い方を覚えて、毎食後に歯を清掃することが大切です。

1 虫歯の引き金

  • 食事:甘いもの、粘りのあるもの(キャラメル、ガム、チョコレート、ケーキなど)
  • 細菌:食物残渣を分解し、酸を作る(乳酸桿菌、連鎖球菌、放線菌)
  • 歯牙:もろい歯質、植物残渣が溜まりやすい(歯並び、歯列、歯形、唾液の質と量)

2 虫歯の進行と治療

進行度症状自覚症状その治療
C1エナメル質を溶かす自覚症状は無い神経を抜かずに済む。2~3回の治療で治る。
C2象牙質におよぶ冷水で滲みる
C3歯髄(神経)におよぶ冷水や微温湯で滲みる神経を抜いて、2ケ月以上掛る。
C4放置すると顎骨も侵す自発痛、俳膿、腫れ、熱抜歯して専門歯科医に頼る。

3 予防(口腔衛生)

虫歯を作りやすいのは、甘くて歯に付きやすい食物です。食べた後は、歯ブラシで清掃したり、緑茶を飲んだり、うがいを心掛けましょう。繊維質の食物は、歯にたまり難く酸化しないので、虫歯になりにくい食物です。

離乳食あたりから、繊維質のセロリ、人参、ピーマン、皮つきリンゴなどの嗜好形成をすることが、食生活で大切です。

4 正しい歯ブラシの使い方

常に口腔内を清潔に保ち、歯周病(歯槽膿漏も含む)を予防する為にも、縦磨きと歯肉マッサージと歯周ポケットを歯ブラシで頑張りましょう。ローリング法なども良いでしょう。但し縦磨きと横磨きでは、歯肉の退縮や歯の欠損が出来てしまいますから注意です。

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