第9章 泌尿器疾患〔自己診断への知識〕 

ここでは泌尿器疾患の中でも、前立腺肥大症、間質性膀胱炎、過活動膀胱、尿路結石症に関してまとめました。どんな病気で、どんな症状で、どんな治療や予防をすれば良いのかを簡単に説明しておきます。

それ以外にも泌尿器系統の疾患は多いものですから、ケースバイケースで説明を加えます。泌尿器科は水分の調節と同時に老廃物を排泄するという働きをもつ腎臓に始まり、尿管、膀胱尿道へと連なる尿路と、男性の生殖器を中心に治療するところです。(女性の場合には婦人科へ)対象の臓器 の形態が男性と女性とで異なるため、男性と女性とで分けます。

<症状の一覧>

一般的に下記の症状が現れたら、素人判断を止めて泌尿器科へ行って下さい。

  • 尿に血が混じる
  • 「血尿」を指摘された
  • 尿が近い、尿の回数が多い ~頻尿~
  • 夜間、何度も排尿で起きる
  • 尿が漏れる(尿失禁がある)
  • 尿が出にくい
  • 尿の勢いが弱い
  • 尿をするのにお腹に力を入れる
  • 尿が全く出ない
  • 尿が残っている感じがある ~残尿感~
  • PSAが高いと言われた
  • 「おねしょ」(夜尿症)が治らない
  • 子供の精巣(睾丸)が降りていない、と言われた
  • 睾丸(精巣)が腫れてきた
  • 陰嚢(内容)が大きくなってきた
  • 陰嚢内が痛い
  • 腎臓のあたりが痛む
  • パートナーがなかなか妊娠しない
  • 勃起力が低下した
  • 尿道から膿が出る
  • 精液が赤くなった

これらは単に泌尿器科や婦人科で対処できない病気の場合もあります。生殖器関係であれば性病科の場合もあり、内科など他の専門分野へ行く必要も有ります。

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