第1章 病気になぜ罹るのか〔薬で本当に病気が治るのか〕 

私達現代人は大半の人が、今や脳卒中や癌(がん)や心臓病などの三大成人病の予備軍と言われています。この様な成人病(現在の呼称は生活習慣病)が要因となり、死亡者の75%(4人の内で3人)が、寿命の尽きる自然死ではありません。

この成人病から私達を守るためには、日常の食生活の見直しや健康管理が最も大切です。ところが、そうした健康管理のために必要な正しい知識について、現代社会の私達は余りにも無知であり無関心です。マスコミなどの溢れた情報で、間違った知識まで入手してしまいます。

少し体調が悪いから、といって薬に頼ったり、栄養剤を常用してしまいます。サプリメントや健康補助食品などの宣伝や広告に惹かれて、気付いたときには内蔵機能の障害まで引き起こしているのです。人間の体は薬やサプリメントなどで維持されているのではありません。体は 口から摂取した食べ物や飲み物で維持されていること、を再認識して下さい。

それでは、私達はどうして病気になるのでしょうか?

人間の体は、血液で生かされいます。その血液の源は「食べ物」です。食べ物は、近代文明の発展と共に加工技術が進み、加工食品には食品添加剤が使用されています。そのために、それらを摂取し過ぎると健康を害するのです。

人間が健康に生活して生きて行くためには、次の様な基本的なことが大切です。

そして、常に自分の体を弱アルカリ性(健康な体質)の体質に保つことが大切です。血液検査でもある程度の病気の傾向が判るようになってきました。測定された各種の数値の幅で正常範囲か否かが判ります。また医療技術の急速な発達によって、手術なども開腹せずに行われるケース(冠動脈形成術など)もあります。

最近の研究成果で、癌の発生は恐竜時代から存在した模様です。また、この癌細胞の分裂過程も不思議な事実が発見されています。チンパンジーと人間との遺伝子は90%も類似しているのに、チンパンジーの癌発症率は僅か2%です。そこには人間の進化の過程で、癌細胞分裂のメカニズムが精子増加の方法と似ているそうです。人間が狩猟生活を始めた頃に、この癌細胞までも進化論の中に組み込んだようです。

病気という概念が無い(単語として持っていない)人種があります。アフリカ大陸のある原住民では、病気は存在せずに不慮の事故や寿命で旅立つそうです。病気は何が原因でしょう?肉体的な病気と精神的な病気が存在します。以後、これらについて考察して見ましょう。

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