第6節 爪のツボ療法〔ツボ療法で健康増進 

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原則として、子供も大人と同じようにやってもかまいません。刺激するときは、指の先端で痛いくらいに押しもみしてください。軽い刺激では効果がありません。あまり強過ぎてもいけません。しかし、少し痛いというくらいにもむのがいいのです。出血するほど、強く刺激してはいけません。

爪もみ療法をすると、その日のうちに効果が出てくる人もいます。しかし、それで安心せずじっくりと治すつもりで刺激を続けましょう。人によっては、刺激すると症状が一時的に悪化する場合があります。このとき爪もみ療法を止めると、元に戻ってしまします。根気よく続けていると、1ヶ月ほどで、みるみると症状が改善していくのがわかるはずです。

特に、下半身の症状を改善したい場合は、手の指に加えて、足の指ももんでください。やり方は、手の指の場合を同様です。手の親指は足の第一指、手の人さし指は足の第二指、手の中指は足の第三指、手の小指は足の第五指に対応します。手の薬指に対応する足の第四指も、手の場合と同様に、使いません。これらの足の爪の生えぎわを、少し強めに手の指で摘まんでもみましょう。

さて、ここでは東洋医学の『ツボ』について、特に爪の周囲を説明します。

<頭痛>(少商:しょうしょう)
親指の外側の爪の生え際の角から2ミリくらい下がったところ。頭痛が起きたら、また、頭痛が起こりそうな気配のときすぐにおこなう。
<肩こり>(商陽:しょうよう)
人差し指の爪の生え際(親指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。1日2回、リラックスしているときにおこなう。
<不眠症>(中衝:ちゅうしょう)
中指の生え際(人差し指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。1日1回、夜寝る前におこなう。
<耳鳴り>(関衝:かんしょう)
薬指の爪の生え際(小指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。耳鳴がおこったときにおこなう。
<高血圧>(少衝:しょうしょう)
小指の生え際(薬指側)の角から2ミリくらい斜めに下がったところ。1日1回、夕食後か入浴後におこなう。
<動悸、息切れ>(少沢:しょうたく)
手の甲側で小指を正面に見て爪の生え際の外側の角から2㎜くらい斜めに下がったところ。動悸や息切れを感じた時におこなう。
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