第2節 眼・耳・鼻・口(11項目)〔検査項目と説明〕 

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◆眼・耳・鼻・口(11項目)

視力や色神といった視覚の異常を調べます。眼底検査は別分類であり、血管の病気を検査しています。眼圧では角膜に空気を噴射して、眼内液の反応から眼球の圧力を調べます。そこで緑内障、高眼圧症、網膜剥離などがわかります。眼底検査は眼底検査機で網膜の血管を調べ、動脈硬化や腎臓病などを発見します。眼底は唯一、肉眼で血管が見られる箇所です。聴力では1000Hzの低音と4000Hzの高音を耳に当てて、周波数に幅があっても聴力に異常がないかを調べ ます。

視力
1.0~
視力の基準値は 0.8以上です。健康診断では裸眼視力と矯正視力を区別しません。
色神(色覚検査)
色を認識する神経細胞に異常を確認します。
眼圧
11~21mmHg
緑内障や疲れ目などで数値が上昇します。
視野検査
視野計に顔を入れて、光が見えたときにボタンを押す検査です。さまざまなところに大きさや強さも異なる光が現れることで視野が計れます。
動体視力検査
画面に一瞬だけ映る複数の数字を入力する検査です。動体視力はトレーニングで向上できます。
VDT検査
スマホやパソコンなどのディスプレイによる身体と精神の疲労度を計る検査です。
眼底検査
眼底は目視で血管の状態を見られるため、動脈硬化など血管に関する病気を発見できます。検査項目はキースワグナー度、動脈硬化性変化、高血圧性変化、糖尿病性変化などがあります。
聴力検査
1000Hz~30db
4000Hz~40db
オージオメーターという機械で1000Hzと4000Hzの音域を流して、聞こえるかどうかを調べます。老人性難聴や突発性難聴を診断できます。
嗅覚検査
2種類の基準臭を嗅いだあとに、5種類の臭いを嗅いでみて、その中から2種類の基準臭を嗅ぎ当てる検査です。
味覚検査
甘味、塩味、酸味、苦味を異なる濃度で舌の上に置いて、味覚障害を調べます。電気味覚計で味覚障害のレベルも計れます。
口臭検査
口臭測定器で口臭の主成分であるガスを測定します。原因は虫歯、歯周病、扁桃炎、胃炎などです。
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