第7節 間違った治療法が多い〔西洋医学だから対症療法〕 

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<間違った治療法?>

■首の牽引
牽引することでストレートネックの首が正常になるのでしょうか?首の痛みのある方は、首の歪み(前後左右)が100%あります、歪んだまま牽引しては、筋肉を傷めるだけです。そして、牽引治療で正常になるなら、レントゲンで少しでも改善があるはずです。1回目や5回目や10回目で再度レントゲンを撮影して確認して診て下さい。
■首・肩のマッサージ
動かない(痛い)部分は炎症を起こしていますから、無理に動かしたり、強くマッサージをするのは絶対によくありません。整体を行う上でも、以下の点に十分留意して行うべきです。
  • 検査においても可動性の範囲内にして無理に動かさない
  • 首や肩の動き(前後・左右)を確認する
  • 首には、血管・神経・筋肉が複雑に絡みあっていること
  • 大事な頭(頭脳)を支えていること
ストレートネックが悪化すると、椎間板ヘルニアや頚椎狭窄症の恐れが出てきます。痛めている首・肩を治療を行なうには細心の注意が必要で、むやみに揉んだりマッサージは、すべきではありません。
■痛み止め
原因があるから痛み、脳にメッセージを伝えているのです。例えば、虫歯で歯が痛む時、痛み止めを飲めば痛みが無くなります。でも、これって治ったことですか?
■冷湿布、温湿布
冷湿布は、炎症がある場合には鎮静する効果があると思います。温湿布は、疲労回復やストレスの軽減になります。でも、これが根本の治療になりますか?

<ストレートネックの整体治療>

ストレートネックの根本原因

脊柱(頚椎・胸椎・腰椎・仙椎)の一部である頚椎(首の骨)は通常正面に向かって反っているような形になっています。形外科でレントゲン検査を行い、頚椎の反りが少なくなって頚椎が真っ直ぐになった場合に、ストレートネックと診断されます。

しかし、首のレントゲンを撮るだけです。全身の骨格のレントゲンを撮れば、首だけの問題でないことが解るはずなのですが…。脊柱は、頚椎(前湾)・胸椎(後湾)・腰椎(前湾)・仙椎(後湾)と、全体的に適度なS字を描いています。ストレートネックの患者さんは、胸椎は正常より前湾気味になり、腰椎は正常より後湾気味で、猫背体型になっています。

首の症状は、身体の歪みの結果であって、首が原因ではないのです。ストレートネックは全身の歪みですから、首の痛みなどの他のに、複数の症状(病気)が合併している方がほとんどです。

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