第5節 様々な自覚症状〔不快な愁訴を再検討〕 

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◆主な症状

ストレートネックの方の多くは、肩凝り、首のハリ、頭痛を訴えます。酷くなると、手の痺れや吐き気、めまいなども表れます。首の筋肉が常に緊張してる状態なので、寝違いも起こりやすくなります。

頚椎には、椎骨動脈という太い血管が左右に通っているのですが、ストレートネックの歪みによって血流が悪くなると、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血を起こす可能性もあります。また首には頚動脈洞という血圧を安定させる部位があるのですが、首の歪みによって機能が低下し血圧が不安定になることもあります。

首を傾けたり回りしたりした刺激により、めまいが起こったり、酷いときには失神する場合もあります。(頚動脈洞失神)

<胸鎖乳突筋の異常緊張>

ストレートネックの人は、胸鎖乳突筋が異常に緊張しています。頭痛、めまい、耳鳴り、不眠症など、自律神経失調症のような症状を引き起こします。胸鎖乳突筋をしっかり弛緩させる事が、ストレートネックおよびムチ打ち後遺症(バレリュー症候群など)の最重要課題です。

また、ストレートネックとは直接結びつかないように思える症状も、実は身体のゆがみが招いたストレートネックが原因であることも多いです。

  • 過度の涙の分泌
  • 充血
  • 眼輪筋の痙攣(まぶたがぴくぴくする)
  • 視野の不明瞭
  • めまい
  • 鼻炎
  • 耳鳴り
  • 難聴
  • 平衡失調
  • 吐き気
  • 眼瞼下垂
  • 額の発汗
  • 車酔い 、船酔い

血管性の頭痛(片頭痛)や顔面神経痛と誤診される事が多いので注意して下さい。

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