第1節 症状チェックと原因〔万病の元になります〕
<ストレートネックのチェック>

スマートフォンを毎日長時間操作しているので、もしかしたら「ストレートネック」になってるかも?もちろん病院でレントゲンを撮ってもらうのが1番早いのですが、以下の項目をチェックすることで簡易な診断をすることができます。
- □猫背気味
- □デスクワークの時間が長い
- □座っていると首や肩がつらくなる
- □首を後ろに倒すと痛い
- □疲れると、頭が締め付けられるような頭痛がする
- □写真を撮ると、首が傾いている
- □肩の高さが違う
- □手の長さが違う
みなさんは幾つ当てはまりましたか?4個以上だとストレートネックになっている可能性が高いそうです!早めに医療機関に相談してみることをオススメします。ちなみに、ストレートネックの人のほとんどが猫背なんだそうです。自分は猫背だなー、と思う人は要注意です。
<ストレートネックの症状>

ストレートネックの症状は、誰にでもあるような症状なので、気づかない方も多いかも知れません。ストレートネックの状態になると、以下のような症状が現れてくるとのことです。
- □頭痛
- □慢性的な肩凝り、首のこりい
- □吐き気
- □めまい
- □手のしびれ
ストレートネックは正式な病名ではなく状態を言います。この状態が長く続き重症化すると、次の様な症状が起こることもある。
ストレートネックの状態が長く続くと、頭を支えている頸椎にも負担がかかってきます。骨よりも稼働部である椎間板(骨と骨の間にあるクッション部分)が悲鳴を上げて、弾力が失われていきます(30代後半から)。いわゆる頚椎椎間板ヘルニアや頚椎椎間板症をおこして、肩凝り、首痛だけでなく手の痛みやしびれ、脱力をきたします。さらに50代をすぎると椎骨(背骨)も変形して変形性頚椎症や頚椎症性脊髄症をおこし、ワイシャツのボタンが止めにくくなる巧緻運動障害や階段がおりにくくなるなどの下肢運動障害、膀胱直腸障害を起こすことになります。
<ストレートネックの原因>
頭痛や肩凝りだけでなく、下肢の運動障害まで起こす可能性があるというストレートネック。スマートフォンなどの小さい画面を長時間見続けたり、長時間のPCデスクワーク等、うつむいている姿勢が続くことで首に負担がかかり、ストレートネックになってしまうのだそうです。つまり、うつむいている姿勢=悪い姿勢が原因なんですね!