第2節 検査結果のデータ②〔基準値の判断目安〕 

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◆眼圧

眼球の中は、房水という液体で圧力が保たれています。眼圧が低いと網膜剥離や外傷などが、高いと高眼圧症や緑内障が疑われます。専門の眼科医(緑内障学会など)にご相談下さい。

基準範囲要注意異常
眼圧0.9~13.013.0~15.016.0以上

眼圧は最高血圧の1割の数値が目安です。もし眼圧が20以上だったら急いで眼科へ相談して下さい。緑内障の可能性があります。(白内障は手術で治りますが、緑内障は失明の怖れ)

◆心電図

一般に安静時心電図を取ります。場合によっては負荷心電図、更には24時間心電図など測定します。これで不整脈などが分かりますが、この検査で解る所見や疾患に関しては専門家である医師の指示に従って下さい。

◆聴力

無音室でヘッドフォンを両耳に装着して、低音と高音の両者の聞こえる状態を調べます。この結果1000Hzの低い音では30dB(音の大きさ)以下の音が聞こえれば正常です。一方、4000Hzの高い音では30dB以下が正常です。それ以上でないと聞こえない場合は、難聴や中耳炎などが疑われます。この検査で解る所見や疾患に関しては専門家の耳鼻科医師の指示に従って下さい。

単位dBデシベル基準範囲要注意異常
聴力1000Hz30dB以下35dB40dB以上
4000Hz30dB以下35dB40dB以上

◆呼吸機能検査

大きく息を吸ったり吐いたりして、呼吸機能を評価する検査です。

<%肺活量>
性別、年齢、身長から算出された予測肺活量に対して、あなたの肺活量が何%であるかを調べます。80%以上が基準値です。79%以下では肺のふくらみが悪いことを意味し、間質性肺炎や肺線維症などが考えられます。
単位%基準範囲異常
%肺活量80.0以上79.9以下
<1秒率>
最大に息を吸い込んでから一気に吐き出すとき、最初の1秒間に何%の息を吐きだせるかを調べます。69.9%以下では肺気腫や慢性気管支炎などが考えられます。
単位%基準範囲異常
1秒率70.0以上69.9以下

◆胸部X線撮影・上部消化管X線撮影・上部消化管内視鏡・腹部超音波

この検査で解る所見や疾患に関しては専門家である医師の指示に従って下さい。

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