第1節 新生児〔先輩達に見守られて〕 

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1 新生児の生理

  • 生理的体重減少(1週間後び生下時に戻る)
  • 視覚(不完全)
  • 聴覚(存在)
  • 味覚(最も発達)
  • 嗅覚(比較的に発達)
  • 皮膚感覚(触覚、温覚は口唇周辺が良く発達)
  • 体温(調整機能不完全)
  • 新生児紅斑(外界刺激で一時的充血となり2~3日で褪色糖状落屑する)
  • 新生児黄疸(生後2~5日で発見、7~10日で消失75%)
  • 臍帯脱落(生後7~8日の間が多い)
  • 呼吸器(鼻:狭く低い、肺:第一呼吸以降は複式呼吸で浅く不規則、回数:35~45/分)
  • 循環器(拍動:130、血圧:70/40)
  • 消化器(口腔:哺乳、胃:とっくり形状、腸:2~4m、暗緑黒色便:4~5回排出)
  • 泌尿器(膀胱容量:50ml、1日:6~8回で200ml以下)

2 新生児の取扱い

乾燥法、オイルバス法、沐浴法、臍帯断端処理、点眼、イクテリメーター、保育環境などがありますが、大事なのは観察しつつ育成です。

  • 体位(窒息、吐物、頭蓋内出血などに注意し、顔面横向き、体位変換、頭はやや高く)
  • 哺乳量(生後24時間以内に開始、初回5%、糖液少量、以後30~80mlを3H毎に5日間)
  • 水分量(150ml/㎏/日)
  • カロリー量(120~140cal/㎏/日)
  • 未熟児は2500g以下の新生児で未熟児室で育てます。全体の8~11%ほど。

3 新生児の主要疾患

・出血を呈するもの(血液、凝固、低下)
新生児メンテ、臍帯臍出血、頭血腫(産瘤)、子宮出血、血尿、皮下または眼出血
・外表形奇形
兎唇、口蓋破裂、多指合指症、先天性股関節脱臼、内外反呈、臍ヘルニア、下顎骨発育不良、舌包着症、無脳児、四肢奇形(サルドマイド)、眼奇形、外陰部奇形(半陰陽)
・皮膚疾患
血管腫(赤あざ)、色素母斑(黒あざ)、リンパ管腫、白皮症、新生児膿痂症、新生児天疱瘡、鷲口瘡、汗疹(あせも)、アレルギー性湿疹、鼻炎など
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