第3節 夏バテの原因と対策〔夏バテを乗り切ろう〕 

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3 原因:食欲不振

これも次のメカニズムです。

・夏は体中が弛緩する
  • →胃腸の働きも鈍くなる
  • →消化液の分泌も少ない
  • →食欲が無くなる
  • →栄養状態が悪い
  • →夏バテ

暑くなると、こういう点で食事の工夫も大切になります。淡白な物でも蛋白質の多い食品を摂り、それに食欲を促進する酸っぱい物を添える。(キュウリもみ、ヌタなど)

4 原因:睡眠不足

原因の一つには睡眠不足も大きな要素で夏バテの大敵です。

・睡眠不足になる
  • →疲れ易くなる
  • →神経が過敏になる
  • →胃や腸が弱る
  • →胃や腸が弱る

仕事上の悩みなどから睡眠が十分に取れないなら場合には、次のような工夫をして下さい。

  • 夜遅くまでTVを観ないこと(神経を興奮させない)
  • 室内の照明を暗くして視神経を休める
  • 静かな音楽をかける
  • 一杯の寝酒、など

5 夏バテの対策

夏バテは一口でいえば、気温上昇で体全体が緩むために起きるものです。これに対応して適度に体が緊張するよう仕向けることです。それには:

  • 体を常に涼しい状態に置く(冷房設備など)
  • 風通しを良くする
  • ジュースなどを暴飲しない(過度の水分摂取で、食欲不振やビタミンの不足)
  • 冷水摩擦は効果的
  • 生活リズムを乱さず、一定の時刻に寝起きする
  • 適度な運動をして、汗を流すこと
  • 発汗が酷い場合には、適当な水分と塩分を補給する(但し1時間にコップ1杯)
  • ビタミンB1を摂る(夏場は春秋に比べて3倍必要)
  • やたら水分を摂らずに、牛乳、卵、チーズなど蛋白質を摂取する

日常生活の運動を心掛けて、寒い時期から体を鍛えておきます。休日のごろ寝は益々体力を弱めますから、休日には早朝の1時間散歩も良いものです。

汗腺の能率を高めておくと、暑さに対する適応力が上がります。発汗して水分を摂って、自 然のリズムにならすことです。

※夏バテ対策:バランスとれた食事+充分な睡眠+適度な運動

夏バテで食欲不振で危険なのは主に痩せている人です。一般に肥満気味の人は食欲旺盛です。

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