第1節 夏場の健康管理〔夏場の色んな病気対策〕 

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1 日光浴

赤ちゃんを日光浴させれば、不思議と良くミルクを飲むし、夜もぐっすり眠る。と良く聞く話です。また、良く陽に当たっていれば風邪を引きにくいようです。とも聞きます。その他にも日光浴の利点や効果は沢山あります。しかし、度を過ごせば日焼け(火傷)や日射病の原因にもなるので注意です。

2 日光浴の効能

  • 体内のビタミンDの生成と蓄積
  • カルシウムやリンなどの鉱物質の代謝の促進、骨の形成と維持/li>
  • 殺菌作用/li>

3 過度の日焼け

日光浴で体に最も強く作用するのは紫外線です。紫外線が皮膚に当たると、先ず充血が起こり赤くなります。これが「日焼け」です。更に強い紫外線を長く浴びると滲出性炎症(血管から体液が染み出してくる)が起こり、こうなれば「ヤケド」になります。

海水浴場で、長い時間で魚でも焼くように表裏を丁寧に焼いている人がいます。これは時間次第では全身にヤケドを作っている行為です。特に、その年の最初の海水浴では気を付けて下さい。ベビーオイルで皮膚を被うなど、ヤケド対策してから日焼けしましょう。間違ってもコーラ焼きや天麩羅油焼きなど危険な液体を塗らない事です。

4 日焼けヤケドの処置

  • 冷水シャワーなどで浴びて炎症した皮膚を冷やす。
  • 水泡が出来る程の症状が酷い時は、汚れた手で皮膚に触らずに、医師の治療を受ける。

5 日光浴の禁忌事項

  • 皮膚炎、急性湿疹、じんま疹などに罹り易い人
  • 慢性疾患がある人
  • 今年初めての日光浴なら長時間を避ける

6 日射病

原因:
昔は頭部や頂部に強い日光を長く浴びると起こる、と言われていました。時際には高温のために新陳代謝に異常が起こり、脳に様々な変化が起こるもの。
前期症状:
頭痛、倦怠感、疲労、四肢運動障害、意識朦朧、視力障害など
重症症状:
脳症状(嗜眠から昏睡)、痙攣、体温上昇
予防:
休息と水分を十分に取る、帽子を被る、うなじを被う
治療:
涼しい冷所で安静を保つこと。
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