第6節 歯周病が引き起こす病気〔歯周病は万病の元〕 

前ページ 次ページ

歯周病は細菌の感染症です。生活習慣病とも言われ、タバコやストレスや悪習癖など歯周病を悪化させる因子は様々ですが、その直接の原因となるのは細菌です。歯周病を悪化させる細菌の種類は解明されており、それらはお口の中の常在菌とは違います。近年、歯周病と全身疾患の密接な関係が明らかにされてきました。歯周病の原因菌は、口から体内に侵入することで 様々な疾患を引き起こします。体内に細菌が侵入する経路の殆どは口を通して起こります。

口の中をきれいにし、歯周病を治療・予防することは、全身疾患の予防にも繋がるのです。また、義歯に付着する汚れの正体も、歯周病の細菌とほぼ同じです。義歯をきれいに保つことも全身の健康のためには大切です。

◆歯周病と関連のある全身疾患

  • 糖尿病
  • 心臓疾患、動脈硬化
  • 肺炎
  • 低体重児出産、早産
  • 骨粗しょう症、腎炎、関節炎 etc

糖尿病

糖尿病と歯周病の関係は特に密接です。糖尿病を治療することで歯周病が改善しますが、逆に歯周病を治療することでも糖尿病が改善すると言われています。

心臓疾患・動脈硬化

歯周病の原因となる細菌の毒素が、血流に乗って血管に作用し動脈硬化を引き起こします。また、それにより心臓疾患も引き起こすと言われています。

肺炎

誤嚥によって歯周病の細菌が肺に入り、肺炎を引き起こします。

低体重児出産

歯周病になると体内に産生される物質が、血流を渡って胎盤に流入し早産を引き起こします。

狭心症、心筋梗塞

動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、塞がってしまい、心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。

血管内に発生するプラーク

動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされていましたが、別の因子として歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなります。プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

脳梗塞

脳の血管のプラークが詰まったり、頸動脈や心臓から血の塊やプラークが飛んで来て脳血管が詰まる病気です。歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、動脈疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、より重要となります。

心血管系疾患

その昔、アメリカで有名な雑誌の表紙をかざったショッキングなタイトルが、Floss or Dieで、歯周病を治療するのを選ぶか、死を選ぶかという歯周病と心血管系疾患の関係を扱った内容のものでした。原因として考えられたのは、歯周病源菌が体内に入り込み、血液にのって運ばれ、体の他の部分に血栓を作るという推論です。

その後もアテローム性動脈硬化症や心筋梗塞といった心血管系疾患と歯周病との関連性を扱った研究が多数寄せられました。統計学的に重度の歯周病患者は、心血管系疾患になる確率が健常者の 1.5~3倍であることが報告され、以後、生物学的に、臨床的に、微生物学的に研究が進められてきました。賛否両論寄せられましたが、総合的に解釈すると双方の病気に何かし らの関係はあるようですが、直接的な因果関係の有無を見つけるのは、難しいようでした。

しかし、2009年7月時点のアメリカ歯周病学会と心臓病学会が出した統一見解としては、この二つの病気間の関連性を強く疑うものなので、やはり、内科的な治療と歯科的な治療の両立が、大事なようです。

歯周病菌は内毒素をまき散らす

歯周病菌は腫れた歯肉から容易に血管内に侵入し全身に回ります。血管に入った細菌は、体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り血糖値に悪影響を及ぼします。血液中の内毒素は、脂肪組織や肝臓からのTNF-αの産生を強力に推し進めます。TNF-αは、血液中の糖分の取り込みを抑える働きもあるため、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを 邪魔してしまうのです。

歯周病の治療による血糖コントロールへの影響

歯周病を合併した糖尿病の患者さんに、抗菌薬を用いた歯周病治療を行ったところ、血液中のTNF-α濃度が低下するだけではなく、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値も改善する、という結果が得られています。

誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。肺や気管は、咳をすることで異物が入らないように守ることができます。しかし、高齢になるとこれらの機能が衰えるため、食べ物などと一緒に口の中の細菌を飲み込み、その際にむせたりすると細菌が気管から肺の中へ入ることがあります。

その結果、免疫力の衰えた高齢者では誤嚥性肺炎を発症してしまいます。特に、脳血管障害の見られる高齢者に多くみられます。誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、誤嚥性肺炎の予防には歯周病のコントロールが重要になります。

生活習慣病のひとつ

歯肉の炎症が全身に多くの影響を与えることは昨今の研究で明らかになってきています。歯周病も糖尿病も生活習慣病ですから互いに深い関係があって不思議ではありません。毎日の食生活を含めた生活習慣を見直し、歯周病を予防する事が全身の生活習慣病を予防することにつながります。歯医者は口腔内の変化をみる事のできるプロです。口腔ケアも自分一人できちん と行うのは難しいと言われています。半年に一度は歯科医を受診し、生活習慣も含め口腔内のケアを受けるようにしてください。

歯周病と妊娠

一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなると言われています。これには女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、特にエストロゲンという女性ホルモンがある特定の歯周病原細菌の増殖を促すこと、また、歯肉を形作る細胞がエストロゲンの標的となることが知られています。その他にプロゲステロンというホルモンは、炎症の元であるプロスタグランジンを 刺激します。

これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30倍になるといわれており、このため妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。ただ、基本的には歯垢が残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度ですみますので、妊娠中は特に気をつけてプラークコントロールを行いましょう。油断すると出産後に本格的な歯周病に移行する場合 もありますので、注意が必要です。また、まれに妊娠性エプーリスという良性腫瘍ができる場合もありますので、その場合はかかりつけの歯医者さんにお早めに受診してください。

歯周病と低体重児早産

近年、さまざまな歯周病の全身への関与がわかってきました。なかでも妊娠している女性が歯周病に罹患している場合には、低体重児および早産の危険度が高くなることが指摘されています。これは口の中の歯周病細菌が血中に入り、胎盤を通して胎児に直接感染するのではないかといわれています。その危険率は実に7倍にものぼるといわれ、タバコやアルコール、高齢 出産などよりもはるかに高い数字なのです。

歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分可能な疾患です。生まれてくる元気な赤ちゃんのために、確実な歯周病予防を行いましょう。

糖尿病

日本における糖尿病患者は、潜在的な患者数も含めると、成人の5~6人に1人という統計データが厚生労働省によって明らかにされています。(実際は遺伝なので 日本人全員が潜在)糖尿病は、網膜症や腎症等のさまざまな合併症を引き起こすことで知られていますが、歯周病もその内のひとつです。

アメリカ歯周病学会も過去50年に渡って歯周病に対する糖尿病の影響を研究してきました。その結果、糖尿病にかかると、歯周病になりやすくなったり、歯周病になった場合、重症化する頻度が高いということがわかっています。また、糖尿病患者は、実際の歯周病の治療効果が上がり難いということもわかっています。従って、糖尿病と歯周病の両方にかかっている方は 内科の先生と連携した総合的なアプローチが必要となります。

また、「歯周病の治療をすると糖尿病が改善するのか」といった疑問が寄せられ、実際に歯周病の治療をした後、血糖値が改善したとの研究報告が複数発表され、注目を浴びました。しかし、その後の研究では、改善しない場合も見つかり、今のところ、歯周病が治ると糖尿病が治るとは必ずしもいえないようです。しかしながら、歯周病治療と糖尿病の治療の両立は、両 方にいい影響があるのは確かなようなので総合的に治療をすすめることが、推奨されます。

歯周病は糖尿病の合併症の一つ

日本人の糖尿病で、強く疑われる人は約890万人、可能性を否定できない人=約1320万人で合わせると2210万人いると推定されています。

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎に罹っている人が多いという疫学調査が複数報告されています。さらに最近、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっていると考えられるようになってきたのです。歯周病治療で糖尿病も改善することも分かってきています。

骨粗鬆症

骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気で、日本では推定約1000万人以上いると言われています。そして、その約90%が女性です。骨粗鬆症の中でも閉経後骨粗鬆症は、閉経による卵巣機能の低下により、骨代謝にかかわるホルモンのエストロゲン分泌の低下により発症します。

歯周病と骨粗鬆症

閉経後骨粗鬆症の患者さんにおいて、歯周病が進行しやすい原因として最も重要と考えられているのが、エストロゲンの欠乏です。エストロゲンの分泌が少なくなると、全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える歯槽骨ももろくなります。また、歯周ポケット内では、炎症を引き起こす物質が作られ、歯周炎の進行が加速されると考えられています。

多くの研究で、骨粗鬆症と歯の喪失とは関連性があると報告されています。従って、閉経後の女性は、たとえ歯周炎がなくても、エストロゲンの減少により、歯周病にかかりやすく、広がりやすい状態にあると言えます。また、骨粗鬆症の薬としてよく用いられるビスフォスフォネート製剤(BP系薬剤)というのがあり、これを服用している方が抜歯などをした場合、周囲の骨が壊死するなどのトラブルが報告されています。

歯周病でぐらぐらしているから自分で抜く、等ということは絶対に行わないで下さい。歯周病と骨粗鬆症との関係を示した研究は、多数あり、骨密度の低下により、歯がなくなる可能性は、高いようです。骨粗鬆症治療薬の服用やカルシウムの摂取により、歯周病の進行が遅くなるという研究も発表されています。

あくまでも歯科医師による歯周病治療と併用するのが条件です。骨粗鬆症の治療は、歯周病治療にもいい影響を与えるようです。しかしながら、歯周病治療の中には、外科的治療が必要なものもあり、ある種の骨粗鬆症の治療薬は、外科的治療後の治りを阻害するものもあります。よって、どういった骨粗鬆症の薬をいつごろから飲んでいるのかを正確に歯科医師に伝えることが大事です。

関節炎・腎炎

関節炎や糸球体腎炎が発症する原因のひとつとして、ウィルスや細菌の感染があります。関節炎や糸球体腎炎の原因となる黄色ブドウ球菌や連鎖球菌の多くは、歯周病原性細菌など口腔内に多く存在します。これらの口の中の細菌が血液中に入り込んだり、歯周炎によって作り出された炎症物質が血液に入り込むことで、関節炎や糸球体腎炎が発症することがあります。

歯周病とメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪蓄積を臍部の内臓脂肪面積100㎠以上と定義され、ウエスト周囲径が男性で85㎝、女性で90㎝以上を基盤とし、さらに、1)血中脂質異常、2)高血圧、3)高血糖の3項目のうち2つ以上に異常所見が見られる病態です。

大きな特徴は内臓脂肪を基盤とすることであり、高血圧、高血糖、脂質異常の値がさほど高くなくても脳卒中や心筋梗塞の危険性が高くなります。詳しいメカニズムは解明されていませんが、歯周病の病巣から放出されるLPS(歯周病菌由来の毒素)やTNFαは脂肪組織や肝臓のインスリン抵抗性を増加させ、血糖値を上昇させます。

また、重度歯周病患者では血中CRP値が上昇し、動脈硬化や心筋梗塞発症のリスク亢進と密接に関与すると考えられています。更には、この慢性炎症が個体の老化を促進するという論文も出てきました。この歯周病とメタボリックシンドロームの関連性が注目されています。

内臓脂肪の蓄積:ウエスト周囲径(男性85cm以上、女性90cm以上)

以下の中で、1項目を満たす場合を予備軍、2項目以上を強く疑われる者としています。

  • 血圧)収縮期血圧が130mmHg以上で拡張期血圧が85mmHg以上
  • 血糖値)HbAlc5.5%以上
  • 血中脂質)HDLコレステロール40mg/dl未満
内臓脂肪の蓄積⇒インスリン抵抗性増加⇒メタボ(糖尿病・高血圧・資質異常)⇒ 動脈硬化⇒心筋梗塞や脳卒中
歯周病⇒インスリン抵抗性増加や動脈硬化

口臭って何?

人それぞれ体に匂いがある様に、口の中にも匂いがあります。正常な匂いの場合、生理的口臭と言いますが、病気やその他の原因で(多くの場合、口の中に原因が在ります)他人に不快な気持を与える匂いとなる場合があります。それを口臭と称します。

自分以外の人の感じ方で、口臭かそうでないかが決まります。では、口臭の原因について見てみましょう。

口臭の原因は?

口臭の原因として次の4つが考えられます。

  • 口腔が原因
  • 全身の病気が原因
  • 食餌性の口臭
  • 生理的口臭が原因

①口腔(口の中)が原因

口腔で一番考えられるのは歯周病です。過去の研究で歯周病と口臭の間には高い相関性があることが知られています。

歯周病の特徴は歯周ポケットができることです。これは口の中の細菌の格好の住みかを提供します。細菌の中でも嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素やメチルメルカプタンを産生します。これが口臭のもとになります。いわゆる、歯槽膿漏の膿臭さです。

客観的に口臭の度合いを測定する装置がありますので、調べてもらうとよいでしょう。また歯周病のチェックも必要です。<お口の中チェック>

  • 歯ぐきからよく出血する。
  • 歯ぐきがよく腫れる。
  • 口の中がネバネバする。
  • グラグラした歯がある。
  • 歯と歯の間に食べ物がよくはさまる。
  • 穴のあいた歯がある。
  • 歯の表面を舌でさわるとザラザラしている。
  • 義歯、ブリッジ、冠などが、入っている。
  • 舌を磨いたことがない。
  • 口の中がパサパサしている。
・ 1.2.3.4.5.に当てはまる
歯周病が原因。歯周病により、口腔内細菌により分解され、発生した物質が悪臭を放つ。
・ 6に当てはまる
虫歯で空洞ができて、食べ物が入り食べ物が腐敗して、悪臭を放つ。
・ 7.8.9に当てはまる
歯磨き不良により、歯垢や食物残渣によるもの。
・ 10に当てはまる
唾液が少ないのも原因です。(口腔乾燥症)

②全身の病気が原因

次の表に示すような臭いが感じられることがあります。

原因臭い
呼吸系:肺癌、肺腫瘍蛋白質の壊疽臭
消化器系:胃癌、食道気管
耳鼻咽喉系:扁桃炎、咽頭膿膿瘍、咽頭癌
咽頭、気管支、肺のカンジタ感染甘い匂い
糖尿病アセトン臭
肝硬変、肝臓癌アンモニア臭
トリメチルアミン尿症 魚臭

③食餌性の口臭

ニンニク、ニラ、ネギ、沢庵など臭いの強いものを食べたり、アルコールや喫煙によりいったん体内に取り込まれた臭いの元になる成分が、胃の中で消化され血液を介して全身に循環し肺を経由して吐き出される。口をきれいにしても臭うことがある。

④生理的口臭が原因

朝起床時や空腹時に臭うことがある。女性の場合、生理時やその前後ホルモンバランスの不調により口臭を感じるときがある。

上記の③や④は、通常そのような臭いは時間の経過と共に減少していきます。このように、生理的口臭には日内変動がみられますが、ゼロ(無臭)になるということはありません。 私たち人間は生きている限り、毎日食事をし、口の中ではさまざまな代謝が行われているので、無臭でいることはありえません。ですから、あまり神経質になる必要はなく、他人を不快にさせるような強い臭いがでないように気をつければいいのです。

気になる口臭、なんとかならない?

問題となるのは、病気によって発生する口臭です。口の中の病気、鼻のどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気などが口臭と関連していると考えられていますが、口の中の原因が口臭全体の90%以上を占めています。口臭が気になったら、まずは歯科医院で相談しましょう。

臭いの強いものを食べたら、歯だけでなく舌も磨くとよいでしょう。他人の口臭は気になるものですが、自分の口臭となると、たいてい自分では気づかないものです。外出先ではマウススプレーやマウスウォッシュを利用することもお勧めします。普段気になるようでしたら、口のお手入れ不足か、舌に汚れが付着していることも考えられます。

口臭の大きな原因は、歯周病を起こす細菌によるものです。歯垢を染め出して磨き残しをチェックするか、舌の表面が白色、茶褐色または黒色になってないか確認してみましょう。丁寧な歯みがきとともに、1週間に1回、舌を専用ブラシ(タンクリーナー)などでお手入れすると、更に効果的です。

口腔乾燥症

通常、健康な人で一日1~ 1.5リットルの唾液が分泌されていますが、その唾液が不足するドライマウスが最近急増しています。ここで唾液の役割について説明しましょう。

  • 消化作用 唾液の酵素でデンプンをマルトースに分解する。
  • 溶解作用 味物質を溶解して味覚を促進させる。
  • 洗浄作用 食べ物のカスを洗い流す。
  • 円滑作用 発音や会話をスムーズにする。
  • 抗菌作用 抗菌作用を持つ物質で病原微生物に抵抗する。
  • 緩衝作用 phを一定に保ち細菌の繁殖を抑える
  • 保護作用 歯の表面に皮膜を作り虫歯を防ぐ。

というように、唾液は多くの重要な役割を果たしているのです。その唾液が不足するとどうなるのでしょうか?常に口の中が乾燥していると虫歯や歯周病になり易かったり、舌の痛み、口臭の原因、物がうまく飲み込めない、口が乾いて話しにくい等のさまざまな症状を引き起こす原因になります。

ドライマウスの原因は何でしょうか?

加齢とともに唾液の分泌は少なくなるとも言われますが、薬の副作用・糖尿病や腎不全などの全身疾患・ストレス・喫煙・シェーグレン症候群など複合的な事が考えられます。薬の副作用、全身疾患、シェーグレン症候についてはまだわからないことも、多いようです。

それではストレスに関してはどうでしょう。ストレスをかけるとリラックス時に比べて唾液の分泌が約3割減少するといわれています。

なぜ唾液が減ったのでしょうか?

緊張すると、リラックス時とは違う物質が神経から出てきて、唾液を作る細胞にくっつきます。この物質はリラックスした時に出る物質に比べ、唾液を作る細胞のなかに水分を取り込む働きが小さい為、作られる唾液は、少なくネバネバしたものになるのです。

一時的なストレスなら問題ありませんが、ストレスが長期にわたって続くと、自律神経が失調し唾液の分泌が抑えられてしまうのです。ストレスとは厄介な現代病ですがストレス(いろんな病気の危険因子)とうまく付き合いリラックスするには、『笑い』を生活の中に取り入れる事で、確実に免疫力のアップにつながるようです。最近のお笑いブームも健康維持に役立っているかもしれませんが・・・・?

あと食生活でも気を付けなければいけない事があります。軟らかいものばかり食べているとよく噛む事をしなくなるので、口の周りの筋力が衰え唾液の分泌が減少する原因にもなるのです。という事は、口の健康が重要な鍵を握っているのです。もう一度、口の健康を確認してはいかがでしょうか!

なぜ唾液が減ったのでしょうか?

緊張すると、リラックス時とは違う物質が神経から出てきて、唾液を作る細胞にくっつきます。この物質はリラックスした時に出る物質に比べ、唾液を作る細胞のなかに水分を取り込む働きが小さい為、作られる唾液は、少なくネバネバしたものになるのです。

一時的なストレスなら問題ありませんが、ストレスが長期にわたって続くと、自律神経が失調し唾液の分泌が抑えられてしまうのです。ストレスとは厄介な現代病ですがストレス(いろんな病気の危険因子)とうまく付き合いリラックスするには、『笑い』を生活の中に取り入れる事で、確実に免疫力のアップにつながるようです。最近のお笑いブームも健康維持に役立っているかもしれませんが・・・・?

前ページ 次ページ