第3節 歯肉と歯周を観察〔歯科で定期的にメンテナンス〕 

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健康な歯肉

  • 特徴として、薄いピンク色の歯肉です。
  • 歯と歯の間に歯肉が入り込んで弾力がある。
  • 歯肉が引き締まっている。
  • ブラッシングでは出血しない。
  • リンゴを齧っても出血しない。

歯肉炎

  • 特徴として、赤色の歯肉です
  • 歯と歯の間の歯肉が丸みを帯び膨らんでいる。
  • ブラッシングで出血する。
  • 腫れた歯と歯肉との間に歯垢が溜まり悪化する。

歯周炎

  • 特徴として、赤紫色歯肉です。
  • 歯と接している歯肉が更に腫れる。
  • ブラッシングで出血や膿がでる。
  • 歯と歯の間が広がり、食べ物もよく詰まる。
  • 歯肉が退縮して歯が長く見える。
  • 歯周ポケットが深くなり骨(歯槽骨)が溶ける。

歯周病って治るの?

現在では歯周病を予防でき治療も可能です。大切なのは予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。この15年の間に歯周治療は急速な進歩を遂げました。以前は「不治の病」とさえ言われていた歯周病も、現在では進行を阻止することが可能となり、健康を取り戻すことができるのです。まず、歯周病の原因は歯垢ですから、それを溜めない、増やさないことが基本で、 そのためには・・・

  • 正しい歯ブラシの方法で毎日実行することです。
    歯の表面を歯垢のない清潔な状態にしておく事が何より大切なことです。
  • 歯肉の中まで入っている歯石を完全に取り除き、さらに根の表面を滑らかにして炎症を引き起こす細菌を徹底的に除去することです。
  • 傷んだ歯肉、骨を治療して健康に近い歯肉にすることです。
  • 健康の保持のため歯科衛生士による専門的なクリーニングなどのメインテナンスを定期的に受けることです。

歯周病の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく、症状がどんどん進むことです。痛みや腫れの症状が出てくるのは末期になってからで、それまではほとんど自覚症状ありません。これがこの病気の最大の特徴で、また一番恐いところです。

歯周病は、おもに歯肉が歯に接する付近に存在する歯垢中の細菌が原因で進行します。歯肉と歯の間にできたポケットといわれるスペースが歯周病が進行するにつれ深くなり、細菌の増殖する空間が増え、歯肉を腫らし骨を溶かし、やがて歯は抜けてしまいます。

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