第4節 日常生活での注意〔腰痛への予防を徹底〕 

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①中腰で重い物を持たない
重い物は出来る限り体に引き付けて腰を入れて持ち上げ、臍よりも上の部分で担ぐ様に。
②椅子の背もたれは固い方が良い
椅子の背もたれは、肩甲骨の下まで真っ直ぐに伸び、全体として少し後ろ向きに傾斜したものが理想的。
③椅子の座席は高い方が良い
椅子の座席は、高さが膝を90度曲げて足が楽に床え着く位が適切です。椅子に腰掛けたときに片足を組むと楽な高さ。
④自動車の座席は腰痛の元
自動車の座席の様に、低くて深く柔らかいソファであれば、腰の曲がりを強制するもの。
⑤寝床やベッドの固さ
ソフトベッドが良いと言われます。本当は固目のものが良いのです。柔らか過ぎて沈み込み姿勢は避ける。
⑥体重の受け方
体重をどこで受けますか?体重は踵ではなく、足の親指の中心で受けるように。
⑦同じ姿勢はまずい
ギブスベッドや同じ姿勢で長時間を寝ていると酷い首痛や腰痛になります。まして健康な日常の生活の中で長時間を同じ姿勢でいないこと。時々体を動かす。
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椎間板ヘルニアと呼ばれる腰痛の病気があります。脊椎の骨と骨の間にある緩衝材のような軟骨を椎間板と呼びます。これは蒟蒻のような弾力があれば良いのですが、豆腐のように脆いのです。圧迫を受けた脊椎によって、椎間板が砕けてしまって外側の神経を圧迫して痛みになるのを椎間板ヘルニアと呼びます。ぎっくり腰に似ていますが、ぎっくり腰は急激な重いものでの捻挫です。

椎間板ヘルニアもぎっくり腰も、運動不足が原因で発症し易いのです。腰痛でも様々ですがその痛みは罹った人にしか辛さが分かりません。ヘルニアとは「飛び出す突出」のことです。椎間板が飛び出したら椎間板ヘルニアと呼ばれ、腸が飛び出したら脱腸と呼ばれます。

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