第4節 膀胱訓練法と骨盤底筋訓練法〔本来の膀胱機能に戻す〕 

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ふだんの生活の中で出来る過活動膀胱の治療です。薬の服用と併せて生活の中で行う事が勧められる治療法として、膀胱訓練法や骨盤底筋訓練法があります。

◆膀胱訓練法:要はトイレに行きたくなっても我慢する訓練です。

  • 我慢する時間は5分くらいから始めます。
  • 少しずつ時間を延ばしてゆきましょう。

⇒結果)膀胱に溜める事の出来るおしっこの量を増やすことができます。

◆骨盤底筋訓練法:尿道を締める力を鍛えるための体操です。

基本の方法を覚えて、生活の中でこまめに行って下さい。

  • 仰向けに寝る。両脚を肩幅程度に開く。両膝を軽く立てる。
  • 尿道、肛門、膣をキュッと締めたり緩めたりする。これを3回繰り返す。
  • 次は、ゆっくりとギュウッと強く締め、3秒ほど静止する。
  • その後にゆっくり緩めます。この③と④とを3回繰り返す。
    (最初は静止3秒から始め、すこしずつ延ばしてゆきます)

この方法は1回5分程度から始めて、10~20分まで徐々に増やして行きましょう。

<生活の中での体操:意図的に時間を探して訓練しましょう>

①肘と膝を付いた状態で(朝夕のフトンやベッドの上で)
床面に膝を付け、肘を枕やクッションの上に乗せ、両手を頭の後ろで支え
②立った状態で両手をテーブルに付いて(家事や仕事の合間に)
足を肩幅に開いて立ち、両手は机の上に乗せて
③椅子に座ったままの姿勢で(TVを見ながらでも)
足を肩幅に開いて椅子に座り、足裏は全面を床に付けて、両手をお腹に当て
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