第1節 過活動膀胱の症状とは〔利尿剤を使っていないのに〕 

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<尿意切迫感>

それまで何でも無かったのに突然トイレに行きたくなり、我慢することが難しい症状です。

過活動膀胱の患者さんでは必ずみられる症状です。

<昼間頻尿>

日中に8回以上もトイレに行く症状です。

過活動膀胱に通常伴う症状です。

<夜間頻尿>

夜中に1回以上、おしっこのために起きたりする症状です。

過活動膀胱に通常伴う症状です。

<切迫性尿失禁>

突然の我慢できない強い尿意のために、トイレまで我慢できず尿が漏れてしまう症状です。

過活動膀胱では、この症状は伴わないこともあります。

<過活動膀胱の起きる仕組み>

過活動膀胱は、膀胱が異常な働きをすることで起こります。膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをするために、尿が十分に溜まっていない内に、急に我慢できない尿意が起こります。

<過活動膀胱の原因>

高齢男性で最も多い原因は:前立腺肥大症です。

 
・前立腺肥大症
前立腺の肥大によって尿がでにくい状態が続き、膀胱が敏感に働くようになるものです。特に、高齢男性の過活動膀胱の原因として最も多いものです。
・その他の原因
脳卒中などの後遺症で、脳と膀胱の筋肉を結ぶ神経の回路に障害が起きている事があります。また、はっきりした原因がなく、膀胱の神経だけが過敏に働いている事もあります。

<前立腺肥大症とは?>

膀胱の下の尿道管の両脇に前立腺があります。この前立腺が加齢に伴って肥大し、尿道を圧迫することで起きる病気(尿のトラブル)のことです。前立腺は膀胱の下で、尿道を取り囲むような形をした臓器です。

前立腺が大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に縮まって尿道が圧迫されるために「尿が出にくい」と言った症状が起こります。尿道の圧迫が続くと、膀胱が勝手に縮みやすくなるために「トイレが近い」「漏れそうで我慢できない」などの症状も起こって来ます。この前立腺肥大症は、トイレが近いことに悩む高齢男性に、最も良く見られる病気です。

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