第3節 過活動膀胱〔過敏な状態になる膀胱〕 

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過活動膀胱は、様々な原因で膀胱が過敏な状態になる病気です。急におしっこしたくなっても我慢できない(尿意切迫感)、トイレへ行く回数が増える(頻尿)、おしっこを漏らす(尿失禁)が三大症状です。

また、これらの症状の他に、尿が出にくい時、には前立腺肥大症などの病気が合併している場合もあります。気になる場合には早めに医師に相談して下さい。特に、血尿や膀胱痛がある時には何らかの基礎疾患(膀胱癌、膀胱結石、間質性膀胱炎等)が隠れていることがあります。

<治療法>

過活動膀胱は、主に薬物療法が効果的です。抗コリン薬という薬が効果的です。この薬は、膀胱が勝手に収縮するのを抑える薬です。副作用としては、口が渇いたり、便秘したりすることがあります。また、尿が出にくくなることもあります。

<服用の注意>

薬は医師の指示通りに服用して下さい。症状が無くなっても、自己判断で勝手に服用を止めないで下さい。また、他の診療機関で処方されている薬や市販薬を服薬している場合には、医師に内容を伝えて下さい。(調剤薬局で処方された場合には、おくすり手帳を持参して下さい)

<日常生活の注意>

  • 早めにトイレへ行く習慣を付ける。(膀胱訓練や腹部超音波で指示されている時以外)
  • 外出時はトイレの場所を確認しておく。
  • 便秘しないようにする。また、太り過ぎ注意する。(便秘や肥満は、膀胱を圧迫して尿道を締める筋肉が緩みます)
  • 寒い場所を避けて、体を冷やさないようにする。
  • 水分の摂取はバランスが大事で、水分はきちんと摂る。
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