第4節 泡立ち、量の問題など〔腎臓の仕組みとの関係〕 

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<尿が泡立つなら?>

尿の泡立つのは、病気とも健康ともいえないです。体の水分量が少なくなると、尿が濃くなると泡立ちやすくなります。夏場や冬の乾燥時期などに泡立つことが多いです。腎炎など腎臓の病気は、腎臓から蛋白が漏れでて、尿が泡立ちやすくなります。

水分を取っているのに尿の泡立ちがいつもより多いと感じるようなら、病院での検査をおすすめします。

・泡立つ尿

これは体の水分量が減少して尿が濃くなっているためです。よく汗をかく夏や、乾燥しやすい冬に起こりやすいですが、もし水分をしっかりと摂取しているのに泡立ちがある場合は、腎臓の疾患により尿に蛋白が混ざっていることが考えられます。

・量が多い

これは体の水分量が減少して尿が濃くなっているためです。よく汗をかく夏や、乾燥しやすい冬に起こりやすいですが、もし水分をしっかりと摂取しているのに泡立ちがある場合は、腎臓の疾患により尿に蛋白が混ざっていることが考えられます。

・量が少ない

体の中を循環する水分が不足していると考えます。原因は、五臓の“肺”・“脾”・“腎”の機能低下です。胃腸に負担をかけない食事を摂るのが良いでしょう。 また、頻尿は体の熱バランスが崩れている状態です。手足の冷えや水分循環が停滞していることが考えられます。この場合も体を温めることを心がけるようにしてください。 ゴボウ、サツマイモなどの根菜やニンニクやネギなど寒い地方で採れる食材には体を温める効果があるとされていますので、食事に取り入れてみてください。

◆腎臓と尿路の構造

腎臓の病気を知るためには、まず腎臓の構造や働きを理解する必要があります。

  • 1) 腎臓の構造は?
  • 2) 尿路(尿の通る道)の構造は?

①腎臓の構造は?

腎臓はお腹の側には有りません。むしろ背中に左右1つづつあります。ちょうど蚕豆のような形で、手の握りこぶしくらいの大きさで、1個の重さは100~150gくらいです。腎臓の実質は枝分かれした血管とネフロンと呼ばれる構造からなっています。

健康な人では、安静時でも1分間に約5リットルの血液が心臓から拍出されています。腎臓の大きさは体重の約1/200に過ぎませんが、1分間に腎臓に流れ込む血液の量は約1リットルで、心臓から流れ出る血液の約20%を占め、体中で最も血液の流れの多い臓器です。腎臓病はこの中の様々な場所に起こります。例えば慢性腎炎(正しくは慢性糸球体腎炎)は主に皮質にある糸球体の病気であり、腎盂腎炎は、細菌が尿路を逆流し、尿管から腎盂に辿り着いて起こる病気で、場所も性質もまったく異なる病気です。

②尿路(尿の通る道)の構造は?

腎臓で作られた尿は、尿管を流れて膀胱に貯まります。だいたい150~200ミリリットル貯まると、尿意をもよおします。膀胱に貯まった尿が尿道を通って勢い良く便器に放出されます。腎臓は、立ち上がると約2~3センチ下がるのが普通です。しかし、痩せた人などでは下がりやすく、骨盤の中まで下がる人もいます。このような場合には腎下垂(あるいは遊走腎とも呼ばれ、特に病気ではありません)と呼ばれ、中には腰痛の原因となることがあります

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