第3節 メタボリック症候群対策〔昔の体形に戻りたい〕 

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<メタボ対策>

まず、メタボリックシンドロームを解消するのに必要なことは、内臓脂肪を早く減らすことです。脂肪を減らすのは難しいと考えている方も多いと思います。しかし、内臓脂肪は、蓄積しにくく減らしにくい皮下脂肪と異なり、蓄積しやすいし減らすことも比較的容易なのです。

皮下脂肪は『定期預金』、内臓脂肪は出し入れ自由な『普通預金』なのです。早く内臓脂肪を減らしたいものです。j皮下脂肪より簡単に内臓脂肪は減るのです。

●メタボリック対策-内臓脂肪を減らす方法

  • 規則正しい食事を心がけ、食事の量に気をつける。緑黄色野菜を摂る。
  • 運動不足を解消し、運動する(歩くなど)機会を増やす。
  • 禁煙
  • アルコールを抑える。休肝日を週2回作りましょう。

一番大切なことは、動脈硬化を起こしやすい状態のメタボリック症候群にならないように日頃の食事や運動に対する注意が必要です。つまり予防することが大切です。

<アディポネクチンでメタボ対策>

『アディポネクチン』とは、脂肪細胞から血液中に分泌されるホルモンで、糖尿病や動脈硬化症などを予防する効果があるといわれており、近年注目されています。テレビ番組などでもメタボ解消にアディポネクチンが役立つとの研究成果を放送していました。

【メタボリックシンドロームの原因】アディポネクチン(善玉)<攻撃

善玉ホルモンであるアディポネクチンよりも攻撃側の方が多いため、メタボになっている。つまり、メタボを解消するにはアディポネクチンを増やせば良い、ということです。

日本人の約半数が、血中アディポネクチン低値の遺伝的素因を持っていることから、このホルモンの不足を補うことが、糖尿病などの予防に重要であると考えられています。また、アディポネクチンの分泌は、脂肪細胞の大きさと関係しており、脂肪細胞が小さい場合に分泌量が多く、肥大化すると分泌量が減少するといわれています。すると分泌量が減少するといわれています。

<メタボ対策に役立つ食品>

  • 内臓脂肪を減らす方法でも書いたとおり、緑黄色野菜の摂取は重要です。
  • アディポネクチンを増やすにはマグネシウムと食物繊維を多く含む海藻類がおすすめ。
  • オメガ3脂肪酸(αリノレン酸EPADHA)を含む食材がおすすめです。えごま油亜麻仁油くるみ魚(鰯)
  • 内臓脂肪を効率的に燃やすには、肝臓の機能を高める必要があります。専門家がオススメするのが、「酢」と「大豆(豆乳きな粉)」です。
  • 杜仲茶(アディポネクチン増加)

大豆に含まれるアルギニン(アミノ酸の一種)は、善玉ホルモンであるアディポネクチンを増やし、悪玉ホルモンを撃退してくれます。この他にもシジミ(アラニン)、豚肉(ビタミンB1)、タコ(タウリン)、緑茶(カテキン)がオススメ食材です。お肉なら羊肉のLカルニチンが脂肪を燃焼させてくれます。

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