第3節 軽いタバコの秘密〔ニコチンやタールが少ない?〕 

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低タールや低ニコチンと表記された『軽いタバコ』のフィルター表面には、空気穴が沢山開いて煙が薄まるようになっています。しかし、実際に吸うときには唇で塞がってしまう。また軽いタバコは深く吸う癖がつく。更には、軽いと信じてフィルターの根元まで吸ってしまう。そして本数を増やすなど調整してしまうために、体内に入るニコチンや有害物質の量は変わら ないのです。

<表記のカラクリ>

表記されているニコチンやタールの量自体も、空気穴を塞がない状態で機械に挟み、吸殻が3cmになるまで1分間に2秒間だけ、1回につき35mlを吸煙する、と言った非現実的な状況での数値から計算されたものです。

<減煙は余計に辛い行為>

健康の為に、タバコの本数を減らす減煙から始める人が多いようです。しかし、減煙しても軽いタバコの場合と同様に吸い方を調整してしまうので健康上のメリットは期待できません。また、タバコから余計に離れられなくなってきます。

貴方が喫煙者ならば思い出して下さい。目覚めの1本や禁煙失敗後の1本、いつもよりおいしく感じていませんか?これはニコチン切れとなった体が、ニコチンを喜んで大きな満足感を得るためなのです。

これは減煙する場合でも同じなのです。吸う時間的な間隔が長くなると、イライラや落着かないなどのニコチン切れ症状は、より強くなってしまいます。そして次の1本で、症状が解消されると非常においしく感じてしまいます。本数を減らす積りがロングサイズを吸ったりしてますますタバコから離れられなくなってしまうのです。

タバコ吸うのをスッパリと止めてしまうことが禁煙への近道です

<外国のタバコ箱の印刷>

タバコが身体に悪いことを知らずに吸っている人は、ほとんど居ないでしょう。しかし、身体に悪いと言っても、具体的な病気との因果関係は意外に知られていません。多くの人は、肺癌を上げるでしょう。肺癌以外の病気を貴方は上げられますか?実際には、タバコを吸っていると動脈硬化が進み、それが原因で起こる心臓の病気(虚血性心疾患)や脳卒中など、全身の様々な病気に罹りやすくなるのです。タバコは身体の中で活性酸素を引き起こすのです。

  • ・喫煙は脳卒中のリスクを倍にする。(オーストラリア)
  • ・喫煙は心臓発作の原因となる。(EU連合)
  • ・喫煙は肺癌の原因です。(カナダ)
  • ・妊娠中の喫煙は胎児の発育障害や早産の原因の一つです(日本)
  • ・喫煙は肺癌の原因となり、非喫煙者の2倍になります。(日本)

併せて、オーストラリアやEU諸国では、パッケージの外側に病変の写真を掲載してあり、また、タバコそのものが高価です。1箱が日本の4倍のお値段です。

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